野菜

わらび(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間〜6時間(30℃以下での短時間保存)
冷凍保存
約4週間
未開封 購入後約2日(冷蔵)
開封後 2日以内に使用

わらびは春先に山で採れる山菜で、鮮度が命です。冷蔵で約2日、冷凍で約1ヶ月保存できることを目安に、正しい保存方法と腐敗の見分け方を管理栄養士が解説します。

わらびの基本情報

わらびはコバノイシカグマ科に属する野菜で、主に春に山間部で採取されます。茎が細く柔らかく、独特のほろ苦さがあります。栄養価は100gあたり約40kcalで、食物繊維やビタミンB群、ミネラル(カルシウム・鉄)を含みます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

わらびは生鮮食品のため、賞味期限は品質が保たれる目安、消費期限は安全に食べられる最終日を示します。市販の真空パックや冷凍わらびの場合は、パッケージに記載された日付を基準にしてください。未加工の生わらびは、購入後できるだけ早く食べることが推奨されます。

保存方法の詳細

  • 常温:採取直後は30分以内に冷蔵へ移すのがベスト。30℃以上の環境では2時間程度でしおれやすくなります。
  • 冷蔵(野菜室):湿度80%前後を保てる野菜室で、紙タオルで軽く包み、通気性のあるビニール袋に入れます。目安は2〜3日です。
  • 冷凍:使う分だけ下茹で(1分程度)し、氷水で急冷後に水気をしっかり拭き取り、ジッパー付きフリーザーバッグに入れます。保存期間は約1ヶ月です。

保存容器・包装のおすすめ

紙タオル+通気ビニール袋:湿度調整と呼吸を確保。

ジッパー付きフリーザーバッグ:空気を抜いて密封し、冷凍時の霜付きを防止。

真空パック(冷凍用):真空状態で保存すれば、品質劣化をさらに遅らせられます。

季節別の注意点

わらびは春先(3〜5月)が旬です。雨が多い時期は水分が多く腐りやすくなるため、採取後はすぐに水気を拭き取り、冷蔵へ移すことが重要です。夏場は乾燥が進みやすく、茎が硬くなるので、冷凍保存を検討すると良いです。

まとめ

わらびは鮮度が落ちやすい山菜ですが、適切な温度・湿度管理と早めの調理で美味しさと栄養を保てます。冷蔵で2〜3日、冷凍で約1ヶ月を目安に、紙タオルで包む・下茹でしてから冷凍するなどのコツを活用してください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
紙タオルで軽く包み、通気性のあるビニール袋に入れる
冷凍する場合は下茹でしてから水気をしっかり拭き取る
ジッパー付きフリーザーバッグに空気を抜いて密封する

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
ぬめりが出る
異臭がする
カビが生えている

よくある質問

A
はい、下茹で(1分程度)してから冷凍すれば、約1ヶ月間品質を保てます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、加熱調理時に直接使用してください。
A
賞味期限は品質の目安です。色が変わっていたり、ぬめり・異臭がある場合は食べずに廃棄してください。期限内でも保存状態が悪いと劣化します。
A
鮮やかな緑色で、茎がしなやかで水分がしっかりしているものが新鮮です。しなびて茶色くなっている、茎が硬く乾燥しているものは鮮度が落ちています。
A
調理後は常温で放置せず、すぐに冷蔵の密閉容器に入れます。天ぷらは2日以内に食べ切るのが安全です。酢の物は酢が保存を助けるため、冷蔵で3日程度は持ちますが、味の劣化は早めに確認してください。
A
ビタミンCや酵素は熱と酸素に弱いので、下茹でする時間は1分程度にとどめ、すぐに氷水で冷やす「ブランチング」がおすすめです。その後は乾燥させずに湿った状態で保存すると栄養損失を最小限に抑えられます。
A
春先に採れるわらびは水分が多く柔らかいので、冷蔵での保存期間が短め(2日程度)です。一方、秋に採れるわらびは乾燥しやすく茎が硬くなるため、冷蔵での保存はやや長く(3日程度)可能ですが、乾燥を防ぐために湿った紙タオルで包むことが重要です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください