野菜

つくし(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約3分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1日以内
冷凍保存
1〜2か月
未開封 購入日から約2〜3日(冷蔵)
開封後 2〜3日以内(冷蔵)

つくしは春先に山野で採れる季節の山菜で、シャキッとした食感とほのかな甘みが特徴です。結論は、購入後はできるだけ早く冷蔵で2〜3日、長期保存は冷凍で1〜2か月を目安にすると鮮度と栄養を保てます。

つくしの基本情報

つくしはトクサ科に属する山菜で、主に春に野山で採取されます。茎が伸びた若芽で、食感は柔らかく、ほのかな甘みがあります。100gあたり約50kcalと低カロリーで、ビタミンC、ビタミンB群、食物繊維、ミネラル(カルシウム・鉄)を含みます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

つくしは加工品ではなく生鮮野菜なので、法律上は「賞味期限」ではなく「消費期限」が表示されることが多いです。一般的な目安は次のとおりです。

  • 冷蔵保存(野菜室): 約2〜3日以内に使用するのが安全です。
  • 冷凍保存: 約1〜2か月まで品質を保てますが、解凍後はできるだけ早く調理してください。
  • 常温保存: 1日以内に腐敗しやすいため、基本的に推奨しません。

保存方法の詳細

常温

つくしは水分が多く、温度が高いとすぐにしおれます。どうしても常温で保存する場合は、直射日光を避け、通気性の良い紙袋に入れ、当日中に使用してください。

冷蔵(野菜室)

最もおすすめの保存方法です。

  1. 購入後すぐに水気を軽く拭き取り、余分な土や汚れを落とす。
  2. 乾いたキッチンペーパーで軽く包み、密閉できるプラスチック容器またはジップロックに入れる。
  3. 容器の中に少量の水(約10ml)を入れて湿度を保ち、野菜室(約0〜5℃)に入れる。
  4. 2〜3日以内に使用し、長く保存したい場合は次の冷凍へ移行。

冷凍

冷凍保存は、つくしを下茹でしてから行うと食感と色が保ちやすくなります。

  1. 沸騰したお湯で30秒ほどさっと茹で、すぐに氷水に取って冷やす。
  2. 水気をしっかり絞り、1食分ずつ小分けにしてフリーザーバッグに入れる。
  3. 空気を抜き、できるだけ薄く平らにして冷凍庫(-18℃以下)へ。
  4. 保存期間は1〜2か月が目安。解凍は冷蔵庫で自然解凍、または調理時に直接加熱。

保存容器や包装のおすすめ

密閉容器(プラスチック製またはガラス製)で湿度を調整しやすい。

ジップロックは空気抜きができ、凍結時の霜付き防止に有効。

紙袋+キッチンペーパーの組み合わせは、通気性と水分保持のバランスが取れ、野菜室での保存に最適です。

季節別の注意点

つくしは春(3〜5月)に最も出回りますが、季節が進むと品質が低下しやすくなります。春先は採取直後に販売されることが多く、鮮度が高いので早めに消費してください。雨天が続くと土壌中の雑菌が増えやすくなるため、購入時は表面の汚れや変色に注意しましょう。

まとめ

つくしは鮮度が命の山菜です。冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2か月を目安に、適切な容器と湿度管理で保存すれば、栄養と風味を長く楽しめます。保存のコツや腐敗サインを把握して、安全に美味しい春の味覚を堪能してください。

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保存のコツ

購入後すぐに水気を拭き取る
キッチンペーパーで軽く包み密閉容器に入れる
容器に少量の水を入れて湿度を保つ
下茹でしてから冷凍すると食感が残る
冷凍は平らにして空気を抜く

腐敗の見分け方

変色している
ぬめりが出ている
異臭がする
しおれてしなびている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、下茹でしてから冷凍すれば1〜2か月保存可能です。解凍は冷蔵で自然解凍、または調理時に直接加熱してください。
A
色が鮮やかな緑色で、茎がしっかりと太く、先端が尖っているものが鮮度が高いです。しなびている、黄変している、または根元が黒く腐っているものは避けましょう。
A
調理後は必ず冷蔵保存し、清潔な密閉容器に入れます。2日以内に食べ切るのが安全です。長期間保存したい場合は、調理前に冷凍保存し、食べる直前に解凍して調理してください。
A
ビタミンCは熱や酸素に弱いので、下茹でする時間は30秒程度に短くし、すぐに氷水で冷やすと栄養損失を最小限に抑えられます。また、冷蔵保存時は湿度を保ちつつ空気に触れさせすぎないようにすると、酸化を防げます。
A
春以外に流通するつくしは、主に冷凍保存されたものや、温室で育成されたものです。生鮮の春のつくしに比べて食感がやや柔らかくなることがありますが、保存方法は同様です。冷凍品は解凍後すぐに調理すると風味が保てます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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情報ソース

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更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください