果物

とうもろこし(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
当日〜翌日
冷凍保存
1〜2か月
未開封 収穫日または購入日から2日以内
開封後 皮をむいた後は1〜2日以内に加熱調理

結論から言うと、とうもろこしは冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で1〜2か月が目安です。できるだけ早く食べるか、茹でて冷凍すれば甘みと栄養を長く保てます。

とうもろこしの基本情報

とうもろこしはイネ科に属する果菜(果実として食べる野菜)です。1本(約150 g)あたり約82 kcal、炭水化物が豊富で食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、カリウムなどの栄養素が含まれます。甘味は糖度が上がるほど増すため、収穫後すぐに食べるのがベストです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる期間です。未開封の新鮮なとうもろこしは冷蔵で約2〜3日が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限です。皮をむいた後は1〜2日以内に加熱調理することを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存

皮付きのまま直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。鮮度は当日から翌日が限界です。

冷蔵保存(野菜室)

皮付きのまま立てて保存し、湿らせたキッチンペーパーで包むと乾燥を防げます。温度は0〜4℃、湿度は80〜90%が理想です。目安は2〜3日です。

冷凍保存

最適な保存手順は以下の通りです。

  1. 沸騰したお湯で2〜3分茹で、すぐに氷水に取って冷ます。
  2. 粒をそっと外し、フリーザーバッグに平らに広げて空気を抜く。
  3. -18℃以下の冷凍庫で保存。保存期間は1〜2か月が目安。

保存容器や包装のおすすめ

・未開封のままはビニール包装をそのまま使用。
・冷蔵では通気性のある野菜室用保存容器や湿度調整シートが便利です。
・冷凍はジップロック式のフリーザーバッグを使用し、なるべく薄く広げて凍らせると解凍時の食感が保たれます。

季節別の注意点

  • 夏季は高温で糖度が上がりやすい反面、傷みが早くなるため、購入後はすぐに冷蔵へ。
  • 秋冬は収穫後の保存期間がやや伸びるが、甘味が落ちやすいので早めに調理するのがポイント。

まとめ

とうもろこしは鮮度が命です。常温では1日、冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2か月が安全な保存期間です。皮付きのまま湿度管理し、冷凍は茹でてから保存すれば甘みと栄養を損なわずに長持ちさせられます。詳しい保存のコツは下記を参考にしてください。

[[味来(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ(野菜)]]
[[ヤングコーン(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ(野菜)]]
[[ピュアホワイト(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ(野菜)]]

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵野菜室へ入れる
皮付きのまま湿らせたキッチンペーパーで包む
立てて保存し、重ならないようにする
冷凍する場合は茹でてから冷ましてフリーザーバッグに入れる

腐敗の見分け方

皮がしおれている
変色して茶色くなる
異臭がする
粒がべたつく
カビが生えている

よくある質問

A
はい。茹でてから急速冷凍すれば、糖度は約90%程度保たれます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、電子レンジの低出力で温めると食感が残ります。
A
皮をむくと水分が失われやすく、冷蔵でも1〜2日で糖度が低下し、変色や異臭が出やすくなります。できるだけ早く加熱調理することをおすすめします。
A
湿度管理と温度が鍵です。乾燥すると粒がしぼみ、過湿だとカビが生えやすくなります。野菜室で80〜90%の湿度を保ち、直射日光を避けて立てて保存すると鮮度が長持ちします。
A
茹でたあとすぐに冷水で冷やし、密閉容器で保存すればビタミンCは約70%、食物繊維はほぼ変わりません。ただし、保存期間が3日を超えると徐々に栄養価は低下します。
A
冷凍したまま鍋に入れ、沸騰したお湯で2分ほど加熱するか、冷蔵庫で一晩自然解凍すると食感が保たれます。電子レンジを使用する場合は、低出力で30秒ずつ様子を見ながら加熱してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください