野菜

スイートバジル(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日(茎を水に挿し、ビニール袋で覆う)
冷凍保存
1〜3ヶ月(刻んで密閉容器に保存)
未開封 購入日から常温で約1〜2日
開封後 開封後は常温で約1〜2日、冷凍で約1〜3ヶ月

スイートバジルは香り豊かなハーブで、サラダやパスタ、ピザのトッピングに欠かせません。鮮度が落ちやすく、特に低温に弱いため、正しい保存が重要です。ここでは、賞味期限の目安と、低温障害を防ぐ具体的な保存方法をご紹介します。

スイートバジルの基本情報

スイートバジルはシソ科(Lamiaceae)に属する一年草のハーブです。葉は柔らかく光沢があり、甘く芳醇な香りが特徴です。100 gあたり約42 kcalと低カロリーで、ビタミンA・K・C、カルシウム、鉄分を含みます。日本では主に家庭菜園やプランター栽培で、通年で収穫できることが多いです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は風味や品質が保たれる期間です。スイートバジルは常温保存で約1〜2日、冷凍保存で約1〜3ヶ月が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる最終日です。生のハーブは腐敗が進むと食中毒リスクが高まるため、賞味期限内に使用することを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(約1〜2日)

葉がしおれやすいので、茎の根元を水にさっと浸し、ビニール袋で軽く覆います。直射日光と風通しの良い涼しい場所(10〜15℃)に置くと、鮮度が保ちやすくなります。

低温保存は注意が必要(5〜10日)

バジルは10℃以下になると低温障害を起こし、葉が黒く変色したり、香りが失われます。冷蔵庫の野菜室は通常4〜7℃なので、保存は非推奨です。どうしても冷蔵する場合は、野菜室の温度を12〜15℃に設定できるタイプのワインクーラーや、冷蔵庫の上段に保冷シートを敷くなど、温度管理を徹底してください。

冷凍保存(約1〜3ヶ月)

葉をざく切りにし、密閉できるジップロックやフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて保存します。使うときは凍ったまま料理に加えると、香りが逃げにくくなります。

保存容器・包装のおすすめ

  • 茎を水にさす容器(カップや小瓶)と、ビニール袋を組み合わせる。
  • 湿ったキッチンペーパーで葉を包み、通気性のあるビニール袋に入れる。
  • 冷凍時は平らに広げてからジップロックに入れ、重ねて保存すると解凍が均一。

季節別の注意点

夏場は高温で葉がすぐにしおれやすく、朝晩の涼しい時間帯に収穫・使用するのがベストです。冬場は屋内で育てる場合、室温が10℃を下回らないようにヒーターや暖房マットを活用しましょう。

まとめ

スイートバジルは低温に弱く、10℃以下の保存は避けるのが基本です。常温での水挿し保存が最も安全で、冷凍すれば長期保存も可能です。鮮度を見極め、適切な保存方法を実践すれば、香り豊かなバジルを長く楽しめます。

保存のコツ

茎の根元を水にさす
ビニール袋で軽く覆い、湿度を保つ
直射日光と強風を避け、10〜15℃の涼しい場所に置く
冷凍する際は刻んでジップロックに入れ、空気をしっかり抜く

腐敗の見分け方

葉が黒く変色している
べたつきや粘りが出ている
異臭(腐敗臭・酸っぱい匂い)がする
葉がしなびて全体的にしぼんでいる

よくある質問

A
はい、可能です。葉をざく切りにし、密閉できるジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫で約1〜3ヶ月保存できます。解凍は料理に直接加えるか、冷蔵庫で数時間自然解凍してください。
A
賞味期限は風味が保たれる目安です。過ぎてもすぐに食べられないわけではありませんが、葉が黒く変色したり、異臭がする場合は食べずに廃棄してください。
A
バジルは10℃以下になると細胞壁が破壊され、葉が黒く変色し、香りが失われます。この現象を低温障害と言い、冷蔵庫のような低温環境での長期保存は避けるべきです。
A
鮮度の良いバジルは葉が深い緑色でツヤがあり、茎がしっかりしています。黒く変色した葉やしおれた部分、粘りや異臭がある場合は鮮度が落ちています。
A
調理後のバジルは、できるだけ早く使用するのがベストです。残った場合は、刻んでオリーブオイルと一緒に密閉容器に入れ、冷蔵庫の12〜15℃に保てる場所で保存すると、風味をある程度保てます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください