せりは春先に旬を迎える葉物野菜です。鮮度が落ちやすいため、購入後はできるだけ早く使うのがベストですが、正しい保存方法を実践すれば、冷蔵で3〜5日、冷凍で約2か月間は美味しさを保てます。
せりの基本情報
せりはセリ科に属し、細長い葉と白い茎が特徴です。100gあたり約38kcalと低カロリーで、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富です。独特の爽やかな香りと、やや苦味があり、和食の薬味やサラダ、酢の物に利用されます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限は品質が保たれる目安で、風味や食感が劣化しにくい期間です。せりの場合、冷蔵保存で約3〜5日、冷凍保存で約2か月が目安です。
- 消費期限は安全に食べられる期限で、特に生鮮野菜では賞味期限とほぼ同じ期間とされます。開封後はできるだけ早く使用してください。
保存方法の詳細
常温保存
せりは水分が多く、常温ではすぐにしおれます。1日以内に調理する場合を除き、常温保存はおすすめしません。
冷蔵保存(野菜室)
・温度:0〜5℃が最適です。
・湿度:高め(80〜90%)が望ましいので、野菜室の野菜ケースに入れるか、軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、密閉できる保存容器に入れます。
この状態で約3〜5日間鮮度を保てます。
冷凍保存
1. せりを洗って水気をよく拭き取ります。
2. 5cm幅程度に切り、沸騰したお湯で30秒ほどブランチングし、すぐに氷水で冷やします。
3. 水気をしっかり絞り、フリーザーバッグに平らに広げて空気を抜きます。
この手順で保存すれば、約2か月間風味と栄養を維持できます。
保存容器や包装のおすすめ
- 冷蔵時は通気性のあるプラスチック容器か、穴あきの保存バッグを使用。
- 冷凍時はジップロックタイプのフリーザーバッグに平置きし、重ねないようにする。
- 保存前に軽くキッチンペーパーで包むと、余分な水分が抑えられ、しおれを防げます。
季節別の注意点
せりは主に春(3〜5月)に出回りますが、早春の低温で出荷されるため、収穫後すぐに冷蔵に移すことが重要です。雨が多い時期は葉が水分を吸いすぎて腐りやすくなるので、購入後は必ず水気を拭き取ってから保存してください。
まとめ
せりは鮮度が命の葉物野菜です。冷蔵で3〜5日、冷凍で約2か月保存できることを覚えておきましょう。適切な温度・湿度管理と、ブランチングした冷凍保存で、香りと栄養を長く楽しめます。