野菜

さつまいも(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30〜60日(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
4〜8週間(加熱後)
未開封 製造日から30〜60日(常温)
開封後 7日以内(皮をむいたり切ったりした場合)

さつまいもは、常温で適切に保管すれば1〜2ヶ月は美味しさを保てます。低温障害を避け、鮮度を長持ちさせるための保存方法と賞味期限の目安を、まずは結論からご紹介します。

さつまいもの基本情報

さつまいもはヒルガオ科に属する根菜で、主に日本各地で栽培されています。甘みが強く、ビタミンCや食物繊維、カリウムが豊富です(100gあたり約126kcal)。皮は黄みがかった色で、加熱すると自然な甘さが引き立ちます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(未開封): 常温保存で約30〜60日(1〜2ヶ月)
  • 賞味期限(開封後): 皮をむいたり切ったりした場合は、できるだけ早く使用し、7日以内を目安にしてください。
  • 消費期限: 生食は推奨されないため、通常は賞味期限で管理します。

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

13〜15℃の冷暗所が最適です。新聞紙に包むか、通気性のある紙箱に入れ、直射日光と湿気を避けましょう。

冷蔵保存(非推奨)

さつまいもは10℃以下になると低温障害を起こし、甘みが減少し、組織が硬くなります。そのため、冷蔵庫での保存は避け、どうしても必要な場合は温度が12℃以上の野菜室に入れ、2日以内に使用してください。

冷凍保存(加熱後がベスト)

茹でる、蒸す、またはレンジで加熱した後、粗熱を取ってから密閉できるジップロックやフリーザーバッグに入れます。冷凍庫は-18℃以下で保存し、1〜2ヶ月以内に使用すると風味が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

  • 新聞紙または紙袋:通気性があり、乾燥を防げます。
  • ビニール袋は湿気がこもりやすいので避ける。
  • 冷凍時は平らに広げてからジップロックに入れ、空気をしっかり抜く。

季節別の注意点

  • 収穫直後(秋): 皮がしっかり乾いているものを選び、すぐに常温保存。
  • 冬場: 気温が低くなるため、冷暗所が自然に確保しやすく、保存期間が伸びやすい。
  • 夏場: 高温多湿になると腐りやすいので、風通しの良い場所で早めに使い切る。

まとめ

さつまいもは低温障害を起こしやすい根菜です。最も安全で長持ちさせる方法は、13〜15℃の冷暗所で新聞紙に包んで保存すること。冷凍は加熱後に行い、1〜2ヶ月以内に使用すれば風味を保てます。上記のポイントを守って、甘くて栄養豊富なさつまいもをいつでも美味しく楽しみましょう。

保存のコツ

新聞紙に包んで通気性を確保する
直射日光と湿気を避けた冷暗所で保管する
加熱後は密閉ジップロックで冷凍保存する
冷蔵保存は避け、どうしても必要なときは野菜室の12℃以上で短期間に使用する

腐敗の見分け方

皮がしんなりしている
変色(黒ずみや緑色の斑点)がある
異臭がする(酸っぱい・腐敗臭)
ぬめりが出ている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、加熱(茹で・蒸し・レンジ)した後に冷凍すれば、1〜2ヶ月で風味を保てます。加熱せずに冷凍すると組織が崩れやすくなります。
A
賞味期限は品質の目安です。過ぎても変色や異臭、ぬめりが無ければ食べられますが、風味は落ちます。安全を優先する場合は早めに処分しましょう。
A
13〜15℃が最適です。10℃以下になると低温障害が起き、甘みが減少し組織が硬くなります。
A
収穫後すぐに新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で保管します。湿度が高すぎると腐りやすいので、適度な乾燥を保ちましょう。
A
調理後は完全に冷ましたうえで、密閉容器に入れ冷蔵は2日以内、冷凍は4〜8週間以内に使用してください。再加熱は中心部までしっかり温めることが大切です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください