野菜

さといも(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
加熱後1〜2ヶ月
未開封 購入日から常温で約1〜2ヶ月(13〜15℃の冷暗所)
開封後 皮をむいたら2〜3日以内に使用

さといもは季節・行事食として親しまれる野菜です。結論は、常温の冷暗所で保存し、冷蔵は避けることが最も安全・長持ちさせるポイントです。

さといもの基本情報

さといもはサトイモ科に属し、根茎部が食用になる根菜です。100gあたり約62kcalと低カロリーで、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富です。冬の鍋物やお正月料理に欠かせない食材です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

さといもは加工品ではないため「消費期限」よりも「賞味期限」の表記が一般的です。購入後は常温(13〜15℃)の冷暗所で保存すれば、約1〜2ヶ月が目安となります。低温(7℃以下)にさらすと低温障害が起き、芽が出にくくなり味が劣化します。

保存方法の詳細

  • 常温(13〜15℃)の冷暗所:新聞紙に包んで風通しの良い場所に置く。1〜2ヶ月持ちます。
  • 冷蔵保存は非推奨:7℃以下で低温障害が起こり、甘みが減少し腐敗が早まります。
  • 冷凍保存:一度加熱(蒸す・茹でる)してから冷凍すると、品質を保ちつつ1〜2ヶ月保存可能です。

保存容器や包装のおすすめ

新聞紙に包むのが最も手軽です。さらに、通気性のある紙袋や麻紐で束ねても効果的です。密閉プラスチック容器は湿気がこもりやすく、腐敗を早めるので避けましょう。

季節別の注意点

  • 収穫直後(秋~冬)は水分が多く傷みやすいので、すぐに新聞紙に包んで保存。
  • 春先は気温が上がりやすく、乾燥が進むため、湿らせた布で軽く覆うと乾燥防止に。

まとめ

さといもは低温障害を起こしやすい野菜です。冷蔵は避け、13〜15℃の暗所で新聞紙に包んで保存すれば、1〜2ヶ月の長期保存が可能です。加熱後に冷凍すれば、さらに1〜2ヶ月保存でき、季節の行事料理を安心して楽しめます。

保存のコツ

新聞紙に包んで冷暗所に置く
風通しの良い場所で保存する
湿気が多いときは乾いた布で軽く覆う
加熱後は冷凍し、密閉できるフリーザーバッグで保存する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬめりを帯びている
カビが生えている
芽が異常に早く出ている

よくある質問

A
さといもは7℃以下の低温に弱く、冷蔵庫で保存すると低温障害が起こりやすくなります。具体的には甘みが減少し、表面がしんなりして腐敗が早まります。したがって冷蔵保存は避け、13〜15℃の暗所で管理してください。
A
鮮度の良いさといもは表面がツヤあり、しっかりした感触です。変色やしなび、ぬめり、異臭があるものは鮮度が落ちています。また、芽が不自然に早く出ている場合は低温障害のサインです。
A
蒸す・茹でるなどで加熱したさといもは、粗熱を取ってから密閉できるフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて冷凍保存します。冷凍庫の温度は-18℃以下が望ましく、保存期間は1〜2ヶ月です。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと食感が保たれます。
A
栄養を保つには低温での長期保存は逆効果です。13〜15℃の冷暗所で新聞紙に包んで保存することで、ビタミンCやカリウムの減少を抑えられます。どうしても長期保存したい場合は、加熱後に冷凍し、解凍は自然解凍か電子レンジの低出力で行うと栄養ロスを最小限に抑えられます。
A
秋~冬に収穫されたさといもは水分が多く傷みやすいので、すぐに新聞紙に包んで保存してください。春先は気温上昇で乾燥しやすくなるため、湿らせた布で軽く覆うと乾燥防止になります。いずれの場合も直射日光は避け、風通しの良い暗所が最適です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください