野菜

サンマルツァーノ(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
5〜7日(12〜15℃の涼しい場所)
冷凍保存
2〜3か月(-18℃以下で保存)
未開封 常温で約5〜7日、冷蔵で約2〜3日、冷凍で約2〜3か月
開封後 冷蔵で2日以内に使用

サンマルツァーノはイタリア産のトマト品種で、甘みと肉厚さが特徴です。鮮度が落ちやすく、保存温度に注意が必要です。ここでは、賞味期限の目安と安全に長持ちさせる保存方法をまとめました。

サンマルツァーノの基本情報

  • 分類:果菜(ナス科)
  • 形状・特徴:楕円形で肉厚、皮は薄く甘みが強い。サンマルツァーノ地区で育成された伝統品種。
  • 栄養価(100g当たり):エネルギー約38kcal、ビタミンC 13.7mg、カリウム 237mg、リコピンが豊富。
  • 産地:一般的にイタリア・カンパニア州サンマルツァーノ地区が原産とされていますが、国内でも栽培例があります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

サンマルツァーノは「賞味期限」表示が主です。未開封・未加工の状態での目安は以下の通りです。

  • 常温(12〜15℃)保存:5〜7日
  • 冷蔵(野菜室、10〜12℃)保存:2〜3日(品質は急速に低下)
  • 冷凍保存(-18℃以下)※下処理後:2〜3か月

開封後(切った状態)は冷蔵で2日以内に使用するのが安全です。

保存方法の詳細

常温保存(推奨温度12〜15℃)

サンマルツァーノは低温障害を起こしやすく、8℃以下での保存は避けましょう。風通しの良い涼しい場所に紙袋や新聞紙で包んで置くと、湿度が保たれつつ呼吸ができて鮮度が保てます。

冷蔵保存(野菜室)

どうしても冷蔵が必要な場合は、野菜室の10〜12℃に設定し、密閉容器ではなく通気性のあるビニール袋に入れます。使用前に室温に戻すと風味が回復します。

冷凍保存

長期保存したいときは、下記手順で冷凍します。

  1. サンマルツァーノを洗って水気を拭き取る。
  2. 食べやすい大きさにカットし、沸騰したお湯で30秒ほどブランチング。
  3. すぐに氷水に取り、冷却したらキッチンペーパーで水分を除く。
  4. フリーザーバッグに平らに入れ、空気を抜いて-18℃以下で保存(約2〜3か月)。

保存容器・包装のおすすめ

  • 紙袋や新聞紙:通気性があり、乾燥と過湿を防げる。
  • 通気性ビニール袋:野菜室で短期間保存する際に便利。
  • 冷凍時はフリーザーバッグまたは密閉容器に入れ、空気をしっかり抜く。

季節別の注意点

  • 収穫期(夏〜秋):鮮度が高く、常温保存で最も長持ちします。
  • n

  • 冬季:気温が低くなると低温障害が起きやすいので、室温が12℃以上の場所で保存。
  • 輸入時期:輸送中に低温になることがあるため、受け取ったらすぐに常温で保存し、早めに使用。

まとめ

サンマルツァーノは甘く肉厚なトマトで、低温に弱いのが特徴です。8℃以下での保存は避け、12〜15℃の風通しの良い場所で5〜7日間保管するのがベストです。冷蔵は最終手段として、使用前に室温へ戻すと風味が戻ります。長期保存はブランチング後の冷凍が有効です。正しい保存で、サンマルツァーノ本来の甘みと旨味を最大限に楽しみましょう。

保存のコツ

直射日光を避けて風通しの良い涼しい場所に置く
紙袋や新聞紙で包んで通気性を確保する
低温(8℃以下)での保存は避ける
冷蔵する場合は野菜室の10〜12℃に設定し、通気性ビニール袋に入れる
冷凍する際はブランチング後にしっかり水分を拭き取り、空気を抜いたフリーザーバッグに入れる

腐敗の見分け方

変色(緑や黒斑点)が出る
ぬめりがある
異臭がする
しおれた部分が目立つ
カビが生える

よくある質問

A
サンマルツァーノは低温障害を起こしやすく、8℃以下で保存すると細胞壁が壊れ、内部が柔らかくなり、甘味が減少し、皮がしわくなります。品質低下を防ぐため、12〜15℃の常温保存が推奨されます。
A
切った後は表面が乾燥しやすいので、ラップで密閉し、冷蔵の野菜室で保存します。使用前に室温に戻すと風味が回復しますが、2日以内に使い切るのが安全です。
A
ブランチング後に冷凍すれば、ビタミンCやリコピンの約80〜90%が保持されます。保存期間は-18℃以下で約2〜3か月が目安です。
A
表面が鮮やかな赤色で、軽く押したときに少し弾力があるものが熟しています。緑が残っているとまだ熟していないので、常温で数日追熟させると甘みが増します。
A
夏の高温は早く熟成させるため、直射日光を避けた涼しい場所(12〜15℃)で紙袋に入れ、毎日軽くチェックして傷んだものは除去します。これで5〜7日間は鮮度を保てます。

参考資料

農林水産省「野菜の保存と消費期限」
厚生労働省「食中毒予防」
日本トマト協会「トマト品種と保存ガイド」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください