サマーセイボリーは料理に爽やかな香りを添えるハーブです。正しい保存方法を知っておけば、賞味期限を延ばし、栄養価や風味を損なわずに使い続けられます。

サマーセイボリーの基本情報

サマーセイボリー(学名: Satureja hortensis)はシソ科に属する一年草のハーブで、葉は細かく切れ込みがあり、ピリッとしたスパイシーさが特徴です。乾燥させても香りが強く、肉料理やスープ、サラダの風味付けに広く利用されています。100gあたり約68kcalと、ハーブとしては比較的エネルギーが高めです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ハーブは「賞味期限」と「消費期限」の表記が混在しがちですが、乾燥ハーブは品質保持期間(賞味期限)として扱われ、開封後は風味が落ちやすくなります。一般的な目安は以下の通りです。

  • 未開封の乾燥サマーセイボリー:製造日から約6か月(賞味期限)
  • 開封後:風味が保たれるのは約3か月以内
  • 生のサマーセイボリー(葉のみ):冷蔵で約7〜10日、冷凍で約3か月が目安です。

保存方法の詳細

常温保存(乾燥ハーブ)

乾燥したサマーセイボリーは、直射日光と湿気を避けられる暗所で保存します。密閉できるガラス瓶やジッパーバッグに入れ、温度は15〜20℃が理想です。

冷蔵保存(生葉)

生の葉は、軽く水分を拭き取り、キッチンペーパーで包んでから密閉容器に入れます。冷蔵庫の野菜室(0〜5℃)で保存し、1週間以内に使用すると風味が最も良いです。

冷凍保存(生葉)

葉をざく切りにし、少量のオリーブオイルと混ぜてフリーザーバッグに入れます。空気を抜き、-18℃以下で保存すれば約3か月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍か、料理に直接加えるのがベストです。

保存容器や包装のおすすめ

  • 乾燥ハーブ:遮光性のあるガラス瓶または厚手のアルミ箔袋
  • 生葉(冷蔵):通気性のあるビニール袋+キッチンペーパーで湿度調整
  • 生葉(冷凍):フリーザーバッグに小分けし、平らに広げて凍結

季節別の注意点

サマーセイボリーは春から夏にかけて葉が最も柔らかく香りが強くなります。夏場は高温と湿度が上がりやすく、腐敗が早まるため、特に冷蔵保存の際は容器の密閉とキッチンペーパーの交換を頻繁に行いましょう。秋以降は葉が硬くなるので、乾燥させて保存するのが効率的です。

まとめ

サマーセイボリーは正しい保存で風味と栄養を長く保てるハーブです。未開封の乾燥ハーブは6か月、開封後は3か月以内に使い切り、鮮度の良い生葉は冷蔵で7〜10日、冷凍で約3か月保存できます。適切な容器と温度管理で、料理の幅を広げましょう。