野菜

ルッコラ(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日(湿った状態で水に差す)
冷凍保存
1〜3ヶ月
未開封 購入日から5〜10日(冷蔵)
開封後 5日以内に使用することを推奨

結論から言うと、ルッコラは冷蔵保存が基本で、適切に管理すれば10日程度、冷凍すれば3ヶ月ほど鮮度を保てます。ここでは、ルッコラの基本情報から賞味期限・消費期限の目安、具体的な保存方法、そして腐敗の見分け方までを詳しく解説します。

ルッコラの基本情報

ルッコラはアブラナ科に属する葉物野菜で、独特の辛味と胡椒のような香りが特徴です。100gあたり約39kcalと低カロリーで、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カロテノイドが豊富に含まれます。サラダやパスタ、ピザのトッピングとして幅広く利用されます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ルッコラは生鮮野菜のため「賞味期限」よりも「消費期限」が表示されることが多いです。一般的に、未開封の状態で冷蔵保存した場合は5〜10日以内に食べ切ることが推奨されます。常温保存は1〜2日で劣化が進むため、できるだけ冷蔵に移すことが重要です。

保存方法の詳細

常温保存(1〜2日)

  • 根元を水に浸した状態で、ビニール袋で軽く覆う。
  • 直射日光と高温を避け、風通しの良い涼しい場所に置く。
  • 2日以内に冷蔵へ移すのがベスト。

冷蔵保存(5〜10日)

  • 茎の根元を水に差し、湿ったキッチンペーパーで葉全体を包む。
  • ビニール袋や保存容器に入れ、野菜室(0〜4℃)で保存。
  • 袋の中の水は1日1回程度入れ替えると鮮度が保ちやすい。

冷凍保存(1〜3ヶ月)

  • 葉をざく切りにし、沸騰したお湯で30秒ほどブランチング。
  • すぐに氷水に取り、余分な水分をしっかり絞る。
  • 密閉できるフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて保存。
  • 解凍は冷蔵で自然解凍か、調理直前に電子レンジの解凍モードで行う。

保存容器・包装のおすすめ

湿ったキッチンペーパー+ビニール袋:冷蔵で最も手軽かつ効果的。

保存容器(通気性のあるプラスチック容器):水分が過剰になりすぎないように調整できる。

フリーザーバッグ:冷凍時は空気をできるだけ抜くことで霜焼きを防止。

季節別の注意点

  • 春・秋は比較的低温になるため、常温でも1日程度は持ちますが、やはり冷蔵へ移すのが安全です。
  • 夏場は高温と湿度が上がりやすく、腐敗が早まるため、購入後はすぐに冷蔵・湿った紙で包むことを徹底してください。
  • 冬場は野菜室の温度が低すぎると葉がしおれやすいので、0℃以下にならないように設定温度を調整します。

まとめ

ルッコラは鮮度が命の葉物野菜です。常温は1〜2日、冷蔵は5〜10日、冷凍は1〜3ヶ月と保存期間を守り、湿度管理と適切な包装で保存すれば、風味と栄養を長く楽しめます。特に「茎を水に差し、湿ったキッチンペーパーで包む」方法は、家庭で簡単に実践できるおすすめの保存テクニックです。

保存のコツ

茎の根元を水に差し、ビニール袋で覆う
湿ったキッチンペーパーで葉全体を包む
保存容器は通気性のあるプラスチック容器を使用する
冷凍時はブランチング後にしっかり水分を絞る
冷蔵庫の野菜室は0〜4℃に設定し、湿度を保つ

腐敗の見分け方

葉が黒く変色している
異臭(腐敗臭や酸っぱい匂い)がする
葉がべたべたしたぬめりが出ている
カビが白・緑・黒い斑点として現れる
葉がしおれて柔らかくなり、食感が失われている

よくある質問

A
はい、根元を水に差し、ビニール袋で覆うと水分が保たれやすく、冷蔵で5〜10日間鮮度を維持しやすくなります。ただし、1日1回は水を交換し、葉が濡れすぎないように注意してください。
A
しおれた葉は食感が失われますが、すぐに使用する料理(スムージーや加熱料理)であれば問題ありません。ただし、変色や異臭がある場合は食べずに廃棄してください。
A
ブランチング後に急速冷凍すれば、風味は約1〜3ヶ月間比較的保たれます。解凍後は加熱料理(パスタソースやスープ)に使用すると、苦味が軽減されます。
A
ビタミンCや葉酸は熱と光に弱いので、冷蔵保存時は暗所・低温(0〜4℃)で、湿度を保ちつつ直射日光を避けることが重要です。冷凍する場合はブランチングで酵素活性を止め、栄養素の劣化を抑えます。
A
夏の高温は腐敗を早めるため、購入後すぐに根元を水に差し、湿ったキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れ、冷蔵野菜室に保存してください。できるだけ早く食べ切るか、余った分はブランチングして冷凍すると安心です。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品分析センター「葉物野菜の保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください