野菜

れんこん(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜3日
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から約1〜2週間(冷蔵)
開封後 切り口から約1週間(冷蔵)

れんこんは根菜の中でも水分が多く、鮮度が落ちやすい食材です。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法をまとめました。結論としては、購入後はすぐに葉を取り除き、冷蔵で保存すれば1〜2週間は美味しく食べられます。

れんこんの基本情報

れんこんはハス科に属する根菜で、独特のシャキシャキした食感とほのかな甘みが特徴です。100gあたり約67kcalと低カロリーで、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれます。日本では春から秋にかけてが旬ですが、全国各地で通年栽培されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は、品質(風味・食感)が保たれる目安です。冷蔵保存の場合、約1〜2週間が一般的です。
  • 消費期限は、衛生上の安全が保証される期限です。加工品で表示されることが多く、れんこんは生鮮野菜のため通常は賞味期限表記が用いられます。

保存方法の詳細

常温保存(2〜3日)

涼しく風通しの良い場所に置き、直射日光と高温を避けます。葉が付いている場合は、葉をすべて取り除き、乾いた新聞紙で包んでおくと多少延びますが、できるだけ早めに冷蔵へ移すのがベストです。

冷蔵保存(1〜2週間)

葉を取り除き、根元の乾いた部分を軽く拭き取ります。その後、新聞紙または通気性のあるビニール袋に入れ、野菜室(約0〜5℃、湿度80%前後)で保存します。密閉しすぎると湿気がこもり腐りやすくなるので注意してください。

冷凍保存(1〜2ヶ月)

カット(輪切り・半月切り)またはすりおろしにした状態で、沸騰したお湯で30秒ほどブランチングし、すぐに氷水に取ります。水気をしっかり絞ってから、フリーザーバッグに平らに入れ、空気をできるだけ抜いて冷凍します。解凍は冷蔵で自然解凍するか、料理に直接加えると食感が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 新聞紙:湿度調整と通気性が良く、冷蔵での基本包装。
  • 通気性ビニール袋:野菜室の湿度が高い場合に適し、袋の口を軽く閉じるだけ。
  • ジップロック+真空パック:冷凍保存時に酸化を防ぎ、保存期間を最大化。

季節別の注意点

春先は雨が多く湿度が高いため、葉が残っていると腐りやすくなります。秋以降は乾燥しやすいので、保存前に根元の乾燥を防ぐために軽く湿らせたキッチンペーパーで包むと効果的です。

まとめ

れんこんは根菜特有の水分が多い点が保存の鍵です。購入後は葉を取り除き、新聞紙で包んで冷蔵すれば1〜2週間、ブランチング後に冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。腐敗サインに注意し、鮮度を保ったまま様々な料理に活用しましょう。

保存のコツ

購入後すぐに葉を取り除く
新聞紙で包んで野菜室に入れる
ブランチングしてから冷凍すると食感が保てる
密閉しすぎず通気性を確保する
水分が残らないように根元を拭き取る

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
異臭がする(酸っぱい、腐敗臭)
表面にぬめりが出る
カビが生えている
柔らかくなりすぎて崩れやすい

よくある質問

A
ブランチング(30秒)してから冷凍すれば、解凍後もシャキシャキ感が残ります。ブランチングしないと、解凍時に柔らかくなりすぎることがあります。
A
切り口からの酸化が進むため、冷蔵で保存した場合は約1週間以内に使用するのが安全です。
A
表面がツルツルで、色が淡い黄褐色または白に近いほど鮮度が高いです。しなびて変色しているものは避けましょう。
A
野菜室の0〜5℃、湿度80%前後が目安です。湿度が低すぎると乾燥し、高すぎるとカビが生えやすくなります。
A
加熱したれんこんは、冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で2〜3日以内に食べ切ることが推奨されます。再冷凍は食感が大きく劣化します。
A
冷蔵保存が最も栄養保持に優れます。冷凍する場合はブランチングで酵素活性を止め、栄養素の流出を抑えると効果的です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください