レモンバジルは爽やかなシトラス香りが特徴のハーブです。保存は低温障害を防ぐために冷蔵を避け、適切な環境で管理すれば1〜3か月間長持ちさせられます。
レモンバジルの基本情報
レモンバジルはシソ科に属する一年草のハーブで、葉は薄緑色でレモンのような香りがします。主にサラダやパスタ、ドレッシングに使用され、100gあたり約42kcalと低カロリーです。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限:品質が保たれる期間の目安です。レモンバジルは購入後常温で1〜2日、湿度管理した冷蔵で5〜10日が目安となります。
- 消費期限:安全に食べられる最終日です。腐敗サインが出たらすぐに廃棄してください。
保存方法の詳細
常温保存(1〜2日)
茎をカットし、清潔な水に差し、ビニール袋で軽く覆います。直射日光と風通しの良い場所を避け、涼しい室温(15〜20℃)で保管してください。
冷蔵保存(5〜10日)
レモンバジルは低温障害を起こしやすいため、10℃以下の保存は避けます。冷蔵庫のその他室で温度が10℃以上の場所に入れ、湿度を保つために濡れたキッチンペーパーで包み、さらにビニール袋で覆います。
冷凍保存(1〜3か月)
葉を細かく刻み、密閉できるフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてから冷凍します。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うか、料理に直接加えて使用してください。
保存容器や包装のおすすめ
- 茎を水に差す用の小さなグラスや瓶
- 湿度保持のための濡れたキッチンペーパー
- 密閉できるジップロックバッグ(冷凍用)
- ビニール袋(常温・冷蔵用)で軽く覆う
季節別の注意点
- 夏場は高温と乾燥で早くしおれやすいので、特に水に差す方法を活用し、こまめに水を交換します。
- 冬場は室温が低くなるため、暖かい場所に置くか、暖房の近くで保存し、10℃以下にならないように注意します。
まとめ
レモンバジルは低温障害に弱いハーブですが、茎を水に差す・湿度管理・適切な温度で保存すれば、常温で数日、冷蔵で約1週間、冷凍で最大3か月まで鮮度と香りを保てます。腐敗サインをチェックし、早めに使い切ることが美味しさの秘訣です。