結論：ラリーノは収穫後すぐに冷蔵すれば約1週間、冷凍すれば約2か月間保存可能です。常温保存は短時間に留め、適切な包装と温度管理で鮮度と栄養をキープしましょう。
ラリーノの基本情報
ラリーノは日本で広く栽培されているきゅうり品種（果菜）です。細長い形状と薄い皮が特徴で、種が比較的少なく甘みが強い点が評価されています。100gあたり約68kcalと、一般的なきゅうりと同等のエネルギー量です。ビタミンC、ビタミンK、カリウムが豊富に含まれ、サラダや酢の物、漬物など幅広く活用できます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
・賞味期限は品質が保たれる目安で、風味や食感が最適な期間を示します。ラリーノの場合、冷蔵で約7〜10日が目安です。
・消費期限は安全性に関わる期限で、開封後や調理後の保存期間に適用されます。調理済みのラリーノは冷蔵で3日以内、冷凍で約2か月以内に食べ切ることが推奨されます。
保存方法の詳細
常温保存
直射日光や高温を避け、風通しの良い涼しい場所で保存します。30℃以上になると鮮度が急速に低下し、1〜2日でしなび始めます。
冷蔵保存
温度は0〜4℃が理想です。湿度を70〜80％に保つため、通気性のあるビニール袋に小さな穴を開けて入れ、野菜室の野菜トレイに置きます。この状態で約7〜10日間鮮度を保てます。
冷凍保存
薄切りまたは食べやすいサイズにカットし、軽く塩を振って10分ほど置き、水分を拭き取ります。その後、フリーザーバッグに平らに入れ、空気をしっかり抜いて凍結します。-18℃以下で保存すれば約2か月間品質を維持できます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うか、流水で短時間です。
保存容器や包装のおすすめ
- 通気性ビニール袋（穴を2〜3個開ける）
- 密閉できるプラスチック容器＋キッチンペーパーで水分吸収
- 冷凍用ジップロックバッグは空気抜きがしやすく便利
季節別の注意点
ラリーノは夏場に最も甘みが増しますが、高温になると急速にしおれやすくなります。夏の収穫後はすぐに冷蔵し、秋・冬は常温でも1〜2日程度は持ちますが、できるだけ冷蔵で保管した方が品質を保ちやすいです。
まとめ
ラリーノは鮮度が命のきゅうり品種です。購入後はすぐに冷蔵し、適切な包装と湿度管理で約1週間、冷凍すれば約2か月保存できます。腐敗サインに注意し、食感と栄養を最大限に活かす保存法を実践しましょう。
