野菜

パプリカ赤(野菜品種)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3〜5日
冷凍保存
12〜13週間
未開封 製造日から30日程度
開封後 7日以内

パプリカ赤は、鮮やかな赤色と甘みが特徴の果菜類です。保存のポイントを押さえれば、購入後でも1〜2週間は美味しさを保てます。本記事では、賞味期限と消費期限の違い、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法、さらに腐敗サインの見分け方を管理栄養士が分かりやすく解説します。

パプリカ赤の基本情報

パプリカ赤はナス科に属する果菜類で、甘味とビタミンCが豊富です。日本では主に温暖な地域で栽培され、通年で流通しています。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は品質が保たれる目安で、色・食感・風味が劣化しにくい期間です。パプリカ赤は未開封・未加工の状態で、冷蔵保存の場合は約10日が目安です。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後や調理済みの場合に適用されます。開封後は7日以内に使用することを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(3〜5日)

直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。未熟な赤パプリカは常温で追熟させ、色が均一に濃くなったら冷蔵へ移します。

冷蔵保存(10〜14日)

紙袋や通気性のあるビニール袋に入れ、野菜室の中段に置きます。湿度が高すぎるとカビが発生しやすいので、袋の口は軽く閉じる程度にし、毎日チェックしましょう。

冷凍保存(12週間)

丸ごとでも、食べやすい大きさにカットしても保存可能です。カットする場合は、軽く塩を振って余分な水分を拭き取り、フリーザーバッグに入れて空気を抜きます。冷凍庫は-18℃以下を保ち、2〜3か月以内に使用してください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 通気性のある紙袋:追熟中は湿気を逃がしやすく、色が均一に変わります。
  • 密閉できるプラスチック容器:冷蔵保存時に乾燥を防ぎ、鮮度を保ちます。
  • フリーザーバッグ:冷凍保存時は空気をしっかり抜き、霜焼きを防止。

季節別の注意点

夏場は高温で劣化が早まるため、購入後はすぐに冷蔵へ移すことが重要です。冬場は低温で追熟が遅くなるため、常温で数日置いてから冷蔵すると甘みが増します。

まとめ

パプリカ赤は適切な温度管理と湿度調整で、賞味期限を延ばすことが可能です。常温での追熟、冷蔵での10〜14日保存、冷凍での12週間保存を目安に、腐敗サインに注意しながら美味しさを長持ちさせましょう。

保存のコツ

未熟なものは常温で追熟させる
購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
紙袋で通気性を確保しつつ、冷蔵時は密閉容器で乾燥防止
冷凍する際は余分な水分を拭き取り、空気を抜いたフリーザーバッグに入れる

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬめっている
カビが生えている
しびれたような柔らかさになる

よくある質問

A
はい、収穫後の未熟な赤パプリカは常温で2〜3日追熟させると色が濃くなり甘みが増します。その後は冷蔵保存に移すと品質が保てます。
A
冷凍保存したパプリカ赤は、調理直前に冷蔵庫で8〜12時間自然解凍するか、すぐに使用する場合は電子レンジの低出力で30秒ずつ様子を見ながら解凍してください。急激な温度変化は食感が損なわれます。
A
表面がツヤあり、色が均一な濃い赤色で、へこみやしわがないものが鮮度が高いです。触って硬さがあり、柔らかすぎないものを選びましょう。
A
適切に包装した場合、冷蔵(野菜室)で10〜14日間は色味と食感を保てます。7日を過ぎたら甘みが減少し、腐敗リスクが高まりますので早めに使用してください。
A
カット後は切面が乾燥しやすいため、ラップでしっかり包むか密閉容器に入れ、冷蔵で最大5日間保存します。カットしたまま冷凍する場合は、軽く塩を振って余分な水分を拭き取り、フリーザーバッグに入れると品質が保ちやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください