野菜

マッシュルーム缶(缶詰・瓶詰)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
開封後1〜2日(涼しい場所)
冷凍保存
約1ヶ月
未開封 製造日から約2〜3年(缶の表示を参照)
開封後 冷蔵で3〜7日、冷凍で約1ヶ月

マッシュルーム缶は未開封の状態であれば長期間保存できますが、開封後は適切な管理が必要です。ここでは賞味期限と消費期限の違い、保存方法のポイント、腐敗を見分けるサインを分かりやすくまとめました。

マッシュルーム缶の基本情報

マッシュルーム缶はハラタケ科に属する食用きのこを真空・加熱処理した加工品です。外国産が多く、缶詰・瓶詰の形態で販売されます。100gあたり約34kcalと低カロリーで、ビタミンD、B群、食物繊維、ミネラル(カリウム、リン)を含みます。調理の手間が少なく、スープやパスタ、グラタンなど幅広い料理に利用できます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

賞味期限は未開封の缶が品質を保てる最長期間で、製造日から約2〜3年と表示されることが多いです。
消費期限は開封後の安全な食べられる期限を指し、保存状態により変わります。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)
直射日光や高温を避け、涼しく乾燥した場所で保管すれば、賞味期限まで問題なく保存できます。

開封後の常温保存
開封後は1〜2日以内に使用してください。温度が高いと菌の増殖が早まります。

冷蔵保存(開封後)
開封後は密閉容器に移し替え、冷蔵庫の野菜室で保管します。目安は3〜7日です。

冷凍保存(開封後)
余ったマッシュルームは石づきを取り除き、適当な大きさにカットしてからラップで包み、ジップロック等のフリーザーバッグに入れます。保存期間は約1ヶ月です。冷凍すると食感はやや変わりますが、旨味は保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は必ず密閉できるガラス容器やプラスチック容器へ移し替える。
  • 余分な液体はキッチンペーパーで軽く拭き取り、湿気を減らす。
  • 冷凍保存時は小分けにしてラップで包み、空気を抜いたジップロックに入れる。
  • 保存期間が長くなるほど、できるだけ早く使用することを心がける。

季節別の注意点

マッシュルーム缶は季節に左右されず一年中利用できますが、夏場は特に開封後の常温放置を避け、早めに冷蔵・冷凍することが重要です。冬場は室温が低めになるため、常温での短時間保存は比較的安全です。

まとめ

未開封のマッシュルーム缶は賞味期限まで常温で保存可能。開封後は冷蔵で3〜7日、冷凍で約1ヶ月が目安です。密閉容器への移し替えや余分な水分の除去など、基本的な保存のコツを守れば、風味と栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器へ移す
余分な液体はキッチンペーパーで拭き取る
冷凍する場合は小分けにしてラップで包む
保存容器はガラスまたはプラスチックの密閉容器を使用する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、開封後でも石づきを取り除き、カットしてからラップで包みジップロックに入れれば約1ヶ月冷凍保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると風味が保ちやすいです。
A
開封後は冷蔵で3〜7日、冷凍で約1ヶ月が目安です。常温で放置すると1〜2日で品質が低下する可能性がありますので、早めに使用してください。
A
液体が濁っている、キノコが変色(茶色や黒色)している、異臭やぬめり、カビの発生がある場合は鮮度が落ちています。これらのサインが見られたら使用を中止してください。
A
調理後の余りはすぐに液体を切り、密閉容器に入れて冷蔵で3〜7日保存できます。再加熱は中心部まで十分に熱し、再度冷蔵保存は避けるのが安全です。
A
栄養素の損失を抑えるには、開封後はできるだけ早く冷蔵・冷凍し、液体に長時間放置しないことが重要です。冷凍保存の場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵庫内で自然解凍するとビタミンDなどの熱に弱い成分が保たれます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください