野菜

紅まさり(野菜品種)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月(13〜15°Cの冷暗所で保存)
冷凍保存
加熱後約1〜2ヶ月(冷凍保存)
未開封 収穫後約1〜2週間(常温13〜15℃)
開封後 開封後約1週間以内に使用

紅まさりはサツマイモの品種で、甘みが強く料理の幅が広い野菜です。結論は、常温(13〜15℃)の冷暗所で保存し、冷蔵は避けることが最も安全です。本記事では賞味期限の目安、正しい保存方法、腐敗サイン、そして実践的な保存のコツをご紹介します。

紅まさりの基本情報

・分類:ヒルガオ科(Ipomoea batatas)
・品種:サツマイモの一種
・主な特徴:表面が鮮やかな赤色を帯び、甘味が強く、蒸す・焼く・揚げるなど多彩な調理が可能です。
・栄養価(100gあたり):エネルギー約106kcal、炭水化物23g、食物繊維2.5g、ビタミンC 12mg、カリウム 337mg など。

賞味期限・消費期限の違いと目安

紅まさりは生鮮食品のため「消費期限」ではなく「賞味期限」の表記が一般的です。保存状態によって変わりますが、目安は以下の通りです。

  • 常温(13〜15℃・冷暗所)での賞味期限:約1〜2週間
  • 加熱後冷凍保存での賞味期限:約1〜2ヶ月

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

温度13〜15℃の暗くて風通しの良い場所に置きます。新聞紙に包むと余分な水分が吸収され、傷みを抑えられます。

冷蔵保存(非推奨)

紅まさりは10℃以下になると低温障害を起こし、内部が黒ずんだり柔らかくなります。そのため冷蔵庫での保存は避けてください。保存温度が低すぎると品質が急速に低下します。

冷凍保存(条件付き)

生のままでは凍結に弱いため、まず加熱(例:蒸し芋、焼き芋、茹で)してから冷凍します。密閉できるジッパー袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ。保存期間は1〜2ヶ月が目安です。

保存容器・包装のおすすめ

・新聞紙や紙袋:湿度調整に優れ、通気性が確保できます。
・段ボール箱:重ねても通気が保たれ、衝撃から守ります。
・冷凍時はジッパー付き保存袋か密閉容器を使用し、できるだけ空気を抜くことがポイントです。

季節別の注意点

  • 収穫直後(秋〜冬):最も甘みが強く、保存期間も長めです。冷暗所での保管を徹底してください。
  • n

  • 夏場:高温になると糖度が低下しやすく、傷みが早まります。できるだけ早く使用するか、加熱後に冷凍保存すると良いです。

まとめ

紅まさりは13〜15℃の常温で保存するのが最適です。冷蔵は低温障害のリスクがあるため絶対に避け、加熱後は冷凍で長期保存が可能です。上記のポイントを守って、甘くてジューシーな紅まさりをいつまでも楽しみましょう。

保存のコツ

10°C以下での保存は低温障害を起こすため避ける
13〜15°Cの冷暗所で保存する
新聞紙に包んで保存すると長持ちする
新聞紙に包んで冷暗所に置く
直射日光を避け、風通しの良い場所に保管する
傷んだ部分は早めに取り除く
湿度が高すぎないように通気性のある容器を使用する
加熱後は速やかに冷凍し、空気を抜いた密閉袋で保存する

腐敗の見分け方

表面がしわになる
変色(緑や黒)になる
異臭がする
ぬめりが出る
カビが生える

よくある質問

A
紅まさりはサツマイモの一種で、10℃以下になると細胞が破壊されやすく、内部が黒ずんだり柔らかくなる低温障害が起こります。そのため冷蔵庫のような低温環境は避け、13〜15℃の常温で保存するのが安全です。
A
表面がしわになっていないか、変色(緑や黒)がないか、異臭がしないか、ぬめりが出ていないかを確認してください。これらのサインが見られたら食べるのは避けましょう。
A
まず蒸す・焼く・茹でるなどで十分に加熱し、完全に冷ました後にジッパー付き保存袋に入れます。空気をしっかり抜き、密閉して冷凍庫へ。保存期間は1〜2ヶ月が目安で、解凍は冷蔵室で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを使用してください。
A
収穫後すぐに新聞紙で包み、13〜15℃の暗所で保存するとビタミンCやカリウムの減少を抑えられます。加熱後に冷凍する場合は、加熱時間を短めにし、急速冷凍することで栄養流失を最小限に抑えられます。
A
夏は高温で糖度が下がりやすくなるため、収穫後できるだけ早く加熱し、冷凍保存するのが有効です。冷暗所で保存する場合は、通気性の良い段ボール箱に入れ、直射日光を遮断し、温度が13〜15℃に保てる場所を選びましょう。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本さつまいも協会「さつまいもの保存と利用」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください