野菜

キクイモ(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日(15℃以下の涼しい場所)
冷凍保存
約12週間(約3ヶ月)
未開封 購入日から約14日(冷蔵)
開封後 カット後または皮をむいた後は3〜5日以内(冷蔵)

キクイモは購入したらすぐに冷蔵保存し、適切に管理すれば2週間以上美味しく食べられます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。

キクイモの基本情報

キクイモはキク科に属する根菜(芋類)で、甘みのあるデンプンが特徴です。100 gあたりと低カロリーで、食物繊維やビタミンC、カリウムが豊富です。日本では春先に出回り、サラダや煮物、揚げ物など幅広く利用されます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封のまま冷蔵で約14日が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終期限。開封後(皮をむいたりカットしたり)や調理済みは3~5日以内に食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存

湿度が低く、直射日光の当たらない風通しの良い場所で1日から2日程度保管できます。ただし、温度が15℃以上になると腐敗が早まります。

冷蔵保存(野菜室)

温度は0〜4℃、湿度は85〜90%が理想です。新聞紙や通気性のあるビニール袋に入れ、野菜室の奥に置くと約14日間鮮度を保てます。カットした場合は密閉容器に入れ、なるべく空気に触れさせないようにしてください。

冷凍保存

茹でてから冷凍すると食感が崩れにくく、保存期間は約3ヶ月です。冷凍前に薄くスライスし、1回分ずつジップロックに入れると解凍時に便利です。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のある紙袋や新聞紙:湿度調整に優れ、カビの発生を抑えます。
  • 密閉プラスチック容器:カット後の保存に最適。空気を抜いて密封しましょう。
  • ジップロック(冷凍用):小分けにして凍らせると解凍が均一です。

季節別の注意点

春に出回る新鮮なキクイモは水分が多く、保存期間がやや短くなります。夏場は高温で腐敗が進みやすいため、購入後はすぐに冷蔵へ移すことが重要です。秋以降に出回るものは比較的乾燥しているため、常温での保存がやや長くても問題ありませんが、やはり冷蔵がベストです。

まとめ

キクイモは根菜として冷蔵保存が基本です。未加工のままは約14日、カット後は3〜5日以内に使い切り、冷凍すれば約3ヶ月保存可能です。湿度管理と空気遮断を意識すれば、甘みと食感を長く楽しめます。

保存のコツ

購入後はすぐに野菜室へ入れる
新聞紙で包んで湿度を調整する
カットしたら密閉容器に入れ、空気をできるだけ抜く
冷凍する場合は茹でてから薄切りにし、ジップロックで小分けにする
直射日光や高温多湿の場所は避ける

腐敗の見分け方

表面がしんなりして柔らかくなる
変色(茶色や黒色)になっている
異臭(酸っぱい、腐ったような匂い)がする
ぬめりや粘りが出てくる
カビが生えている

よくある質問

A
はい、キクイモは冷凍保存が可能です。茹でてから薄切りにし、ジップロックに入れて空気を抜き、-18℃以下で保存すれば約3ヶ月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると食感が崩れにくいです。
A
鮮度の目安は皮のツヤと硬さです。表面がツヤあり、指で押しても硬さが残っているものが新鮮です。しんなりしたり、しわができているものは鮮度が落ちています。
A
皮をむいたりカットしたキクイモは、密閉容器に入れ冷蔵すれば3〜5日以内に使用するのが安全です。長く保存したい場合は、先に茹でてから冷凍すると約3ヶ月保存可能です。
A
ビタミンCは熱に弱いため、短時間の蒸し調理か、なるべく生でサラダに使用すると栄養損失が少なくなります。保存時は冷蔵で湿度を保ち、直射日光を避けることでビタミンの劣化を抑えられます。
A
春に出回る新鮮キクイモは水分が多く腐りやすいので、購入後すぐに冷蔵し、2週間以内に使い切ることが推奨されます。夏は高温で腐敗が早まるため、冷蔵だけでなく、紙袋で包んで湿度管理を徹底してください。秋以降は乾燥しやすくなるため、保存時に軽く湿らせた布で包むと乾燥によるしなびを防げます。
A
煮物や炒め物にしたキクイモは、冷めたらすぐに密閉容器に入れ、冷蔵で保存します。保存期間は3〜4日が目安です。再加熱する際は、全体が均一に温まるように中火でゆっくり加熱すると食感が保たれます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください