白かぶは、鮮度が命の根菜です。冷蔵で約10日、冷凍で約3か月保存できるのが目安ですので、早めに適切に保存すれば長く美味しく食べられます。

白かぶの基本情報

白かぶは白く丸い球根を持つ根菜で、甘みとほのかな辛味が特徴です。100gあたり約68kcalで、ビタミンCや食物繊維、カリウムが豊富に含まれます。日本各地で栽培され、冬から春にかけてが収穫シーズンです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

白かぶは生鮮野菜のため「消費期限」の表示はありませんが、一般的な目安として以下が参考になります。

  • 未開封・冷蔵保存:製造日(出荷日)から約10日以内
  • 開封・カット後:5日以内に使用するのが安全
  • 常温保存:1〜2日で鮮度が低下
  • 冷凍保存:約3か月まで品質を保てます

保存方法の詳細

常温保存

湿度の高い場所は避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。2日以上は品質が落ちやすくなるため、なるべく早めに冷蔵へ移しましょう。

冷蔵保存(野菜室)

温度は0〜2℃、湿度は80〜90%が理想です。以下の手順で保存すると鮮度が長持ちします。

  1. 表面の土や汚れは軽く拭き取り、洗わない。
  2. 紙タオルで軽く包み、通気性のあるビニール袋(小さな穴を開ける)に入れる。
  3. 野菜室の最上段に置き、他の野菜と接触しないようにする。

冷凍保存

カットや茹でた後に冷凍すると、調理時にすぐ使えて便利です。

  1. 白かぶを食べやすい大きさに切る。
  2. 沸騰したお湯で1分ほどブランチングし、すぐに氷水で冷やす。
  3. 水気をしっかり絞り、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜く。
  4. -18℃以下の冷凍庫で保存し、3か月以内に使用する。

保存容器や包装のおすすめ

・通気性のあるビニール袋(小さな穴を開ける)
・紙タオルで包んでから保存
・冷凍はフリーザーバッグまたは密閉容器を使用

季節別の注意点

冬場は低温で自然に長持ちしやすいですが、霜が付くと表面が乾燥しやすくなるため、袋で保護しましょう。春先は出荷直後の鮮度が高いので、早めに消費すると甘みが最も楽しめます。

まとめ

白かぶは根菜の中でも比較的保存がしやすい食材です。常温は1〜2日、冷蔵で約10日、冷凍で約3か月が目安です。湿度管理と適切な包装で、甘みと栄養を保ったまま美味しくいただきましょう。