野菜

かぼちゃ(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30〜60日(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(加熱・小分け後)
未開封 製造日から30〜60日(常温・冷暗所)
開封後 切った後は冷蔵で3〜5日以内

かぼちゃは旬の甘さと栄養が魅力の野菜です。結論は、常温の冷暗所で保存すれば1〜2ヶ月、切った後は冷蔵で3〜5日、加熱後は冷凍で約1〜2ヶ月持ちます。低温障害を防ぐため、10℃以下の冷蔵は基本的に避けましょう。

かぼちゃの基本情報

かぼちゃはウリ科(Cucurbitaceae)に属し、果実が食用になる果菜です。甘味とビタミンA(βカロテン)が豊富で、100gあたり約49kcalとエネルギーは比較的低めです。ビタミンC、カリウム、食物繊維も含み、免疫力や視力維持に役立ちます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封のかぼちゃは常温で約30〜60日が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる期限。切って保存した場合は冷蔵で3〜5日以内に使用しましょう。

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

風通しの良い冷暗所(13〜15℃)に新聞紙や紙袋で包み、直射日光を避けます。これにより水分蒸発を抑えつつ、低温障害を防げます。

冷蔵保存(限定的)

全体のかぼちゃは10℃以下での保存は避けるべきですが、切ってからは密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室(約10〜12℃)で3〜5日保存できます。

冷凍保存

かぼちゃは加熱(蒸す・茹でる)してから粗熱を取ります。小分けにしてラップで包み、ジップロックに入れ、-18℃以下の冷凍庫で約1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵で自然解凍か、電子レンジの低出力で行いましょう。

保存容器や包装のおすすめ

  • 新聞紙やクラフト紙で包むと呼吸ができて乾燥を防げます。
  • 切った部分はラップで密閉し、乾燥と酸化を防止。
  • 冷凍は耐冷ジップ袋に空気を抜いて保存。

季節別の注意点

秋が旬のかぼちゃは収穫後すぐに保存すると最も甘さが保たれます。夏場は高温で腐敗が進みやすいため、早めに使用するか、すぐに加熱・冷凍すると良いです。冬場は低温が続くため、常温保存でも品質が維持しやすくなります。

まとめ

かぼちゃは正しい温度と湿度管理で長期間の保存が可能です。常温の冷暗所で1〜2ヶ月、切ったら冷蔵で3〜5日、加熱後の冷凍で約1〜2ヶ月を目安に、低温障害を防ぎながら美味しさと栄養をキープしましょう。

保存のコツ

新聞紙に包んで冷暗所に置く
直射日光を避ける
切ったらラップで密閉する
冷凍は加熱後に小分けしてジップ袋に入れる
保存場所は13〜15℃を保つ

腐敗の見分け方

変色している
軟らかくなっている
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、加熱(蒸す・茹でる)してから小分けにし、-18℃以下で保存すれば約1〜2ヶ月持ちます。解凍は冷蔵で自然解凍か、電子レンジの低出力で行いましょう。
A
切ったかぼちゃはラップで密閉し、冷蔵庫の野菜室(10〜12℃)で3〜5日以内に使用してください。低温障害を防ぐため、長期間の冷蔵保存は避けましょう。
A
かぼちゃは10℃以下になると細胞が壊れやすく、表面がしんなりしたり、甘味が失われる「低温障害」を起こします。したがって、全体を冷蔵庫に入れるのは非推奨です。
A
表面にシワや黒ずみがなく、へこみが少ないものが鮮度◎です。重さがしっかりあり、ヘタが青々としているものは甘さが残っています。
A
煮物やスープにしたかぼちゃは、加熱後すぐに冷まし、密閉容器に入れて冷蔵で3日以内、冷凍で1ヶ月以内に使用してください。再加熱は中心部までしっかり温めることが重要です。
A
13〜15℃の涼しい暗所が最適です。冷暗所が確保できない場合は、風通しの良い室内で新聞紙に包んで保存し、直射日光を避けましょう。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください