青じそは購入したらすぐに冷蔵保存し、5日以内に使い切るのがベストです。冷凍すれば約1ヶ月保存できますので、余った場合は早めに冷凍して鮮度と栄養をキープしましょう。

青じその基本情報

青じそはシソ科に属する葉物野菜で、独特の香りと鮮やかな緑色が特徴です。100gあたり約68kcalで、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄分を豊富に含みます。日本各地で栽培され、刺身の付け合わせや酢の物、和え物など幅広く利用されます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

青じそは加工品ではないため、メーカーが表示する「賞味期限」や「消費期限」はありません。代わりに、購入日からの目安として以下を参考にしてください。

  • 冷蔵保存(野菜室): 約5日以内に使用
  • 冷凍保存: 約1ヶ月(品質保持)

保存方法の詳細

常温保存

高温多湿の環境では葉がしおれやすく、2日程度で劣化が進みます。常温で保存する場合は、直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所に置き、できるだけ早く使用してください。

冷蔵保存(野菜室)

最適温度は0〜5℃、湿度は80〜90%が目安です。以下の手順で保存すると鮮度が長持ちします。

  1. 葉を軽く洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
  2. 乾いた紙タオルで葉全体を包み、通気性のあるビニール袋(穴を数か所開ける)に入れる。
  3. 野菜室の上段に置く。

この状態で約5日間は色鮮やかに保てます。

冷凍保存

冷凍は長期保存に有効です。以下の手順で行いましょう。

  1. 葉を洗って水気をしっかり拭き取る。
  2. 1枚ずつラップで包み、さらにジッパー付き保存袋に入れる。
  3. 空気を抜いて平らにし、-18℃以下の冷凍庫で保存する。

使用時は冷蔵庫で自然解凍、または料理に直接加えると風味が保たれます。保存期間は約1ヶ月が目安です。

保存容器や包装のおすすめ

・通気性のあるビニール袋(小さな穴を開ける)
・紙タオル+密閉容器(乾燥防止と湿度保持の両立)
・冷凍用ジッパー袋(個別包装で取り出しやすくなる)

季節別の注意点

青じそは春から夏にかけてが最も出回りますが、季節が変わると葉が硬くなることがあります。夏場は特に高温になるため、購入後はすぐに冷蔵に入れ、湿度管理に注意してください。冬場は低温で葉がしおれにくく、保存期間がやや伸びることがあります。

まとめ

青じそは葉物野菜の中でも香りが強く、料理のアクセントに最適です。冷蔵で約5日、冷凍で約1ヶ月保存できることを覚えておき、紙タオルで水分管理し、通気性のある包装で保存すれば、鮮度と栄養を長く保てます。ぜひ本記事のポイントを活用して、青じそを美味しく楽しんでください。