野菜

イヌハッカ(ハーブ)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1日以内(生葉)
冷凍保存
約2〜3か月(生葉)
未開封 製造日から約12か月(乾燥ハーブ)
開封後 開封後は約6か月(乾燥ハーブ)

イヌハッカは、シソ科に属する香り高いハーブです。保存方法を間違えると風味が損なわれやすいため、正しい保存期間とコツを押さえておくことが重要です。この記事では、イヌハッカの賞味期限・消費期限の目安、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法、そして腐敗を見分けるポイントを詳しく解説します。

イヌハッカの基本情報

イヌハッカは、シソ科の一年草で、葉は細長く淡い緑色、独特の清涼感のある香りが特徴です。ビタミンCやカロテン、ミネラル(カルシウム・鉄)も少量ながら含まれ、抗酸化作用が期待されています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

ハーブ類は「賞味期限」よりも「消費期限」の方が重要です。賞味期限は品質が保たれる目安、消費期限は安全に食べられる最終日を示します。イヌハッカの場合、未開封の乾燥ハーブは製造日から約12か月、開封後は湿気を避けて冷暗所で約6か月が目安です。生葉は、冷蔵保存で約5日、冷凍保存で約2〜3か月が一般的です。

保存方法の詳細

  • 常温保存:湿度が低く、直射日光を避けた風通しの良い場所で、紙袋や通気性のある容器に入れます。1日以内に使い切ることを推奨します。
  • 冷蔵保存:葉を軽く水で洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。その後、密閉できるプラスチック容器かジップロックに入れ、野菜室(約0〜5℃)で保管します。目安は5日程度です。
  • 冷凍保存:葉をざく切りにし、軽くブランチング(沸騰したお湯で30秒)した後、すぐに氷水に取ります。水気を除き、フリーザーバッグに平らに入れ、空気を抜いてから冷凍庫(-18℃以下)に入れます。保存期間は2〜3か月が安全な目安です。

保存容器や包装のおすすめ

・紙袋や通気性のある布袋は常温保存に最適です。
・密閉できるプラスチック容器は冷蔵保存で湿度を保ち、乾燥を防ぎます。
・冷凍保存はフリーザーバッグに小分けして入れ、平らにすることで解凍時に均一に温まります。

季節別の注意点

イヌハッカは春から初夏にかけてが収穫期です。収穫直後は水分が多く、傷みやすいため、なるべく早めに冷蔵または冷凍保存してください。夏の高温期は常温保存が難しくなるため、冷蔵庫に入れるか、乾燥させて保存するのが安全です。

まとめ

イヌハッカは香りと栄養価が魅力のハーブですが、保存環境によって鮮度が大きく変わります。常温では1日以内、冷蔵で約5日、冷凍で約2〜3か月を目安にし、湿気と光を避けた容器で保存することがポイントです。腐敗サインをチェックし、適切に管理すれば、料理のアクセントとして長く活用できます。

保存のコツ

購入後すぐに水気を拭き取って冷蔵庫へ入れる
紙袋や通気性のある布袋で常温保存し、直射日光を避ける
冷凍する際はブランチングしてから急速冷凍する
密閉容器やジップロックで湿度と空気を遮断する

腐敗の見分け方

葉がしおれている
変色(黄変や黒変)が見られる
異臭がする(腐敗臭やカビ臭)
葉に白や緑のカビが生えている
ぬめりが出ている

よくある質問

A
はい、イヌハッカは冷凍保存が可能です。葉をざく切りにし、30秒ほどブランチングした後に氷水で冷やし、水気をしっかり拭き取ります。フリーザーバッグに入れ空気を抜いてから-18℃以下で保存すると、約2〜3か月間風味を保てます。
A
賞味期限は品質が保たれる目安です。乾燥ハーブは香りが弱くなることがありますが、カビや異臭がなければ安全に使用できます。ただし、風味が大きく損なわれている場合は料理に向かないことがあります。
A
生葉の保存には冷蔵庫の野菜室が最適で、0〜5℃が目安です。冷凍保存の場合は-18℃以下の冷凍庫が必要です。常温保存は15〜20℃以下で、直射日光と高温を避けることが重要です。
A
鮮度の目安は葉の色と触感です。濃い緑色でツヤがあり、しなやかでしおれていないものが新鮮です。しおれや変色、柔らかくなった葉は鮮度が落ちています。
A
料理に使用した後のイヌハッカは、余った部分を軽く水気を拭き取り、密閉容器に入れて冷蔵保存します。2〜3日以内に使い切ると風味が保てます。長期保存したい場合は、余った葉を細かく刻んで冷凍保存し、スープやソースに直接加えると便利です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください