野菜

いちょう芋(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜3日
冷凍保存
約3か月(-18°C以下)
未開封 購入後約10日(冷蔵・野菜室)
開封後 切ってから3日以内

いちょう芋は、適切に保存すれば購入後2週間程度の鮮度を保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、野菜室・冷暗所・冷凍それぞれの最適な保存方法を管理栄養士がわかりやすく解説します。

いちょう芋の基本情報

いちょう芋はヤマイモ科 Dioscorea japonica に属するヤマイモの一種です。外皮は薄く淡い茶色で、内部は白くねっとりとした食感が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

いちょう芋は加工品ではなく生鮮野菜なので、メーカーが表示する「賞味期限」は主に流通段階での目安です。一般家庭での目安は以下の通りです。

  • 賞味期限(未開封・未調理):購入後約10日以内(冷蔵野菜室)
  • 消費期限(開封・調理後):切ってから3日以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

温度が15℃以上になると芽が出やすく、腐敗が進みやすいため、常温での保存は2〜3日が上限です。直射日光や高温多湿は避け、風通しの良い涼しい場所に置きましょう。

冷蔵保存(野菜室)

いちょう芋の最適保存温度は5〜10℃です。新聞紙に包んでから、野菜室の湿度がやや高め(80%前後)になる棚に入れると、1〜2週間程度鮮度を保てます。

冷凍保存

皮をむき、食べやすい大きさに切ってから軽く茹で(ブランチング)し、冷水で冷ました後に密閉できるジッパーバッグに入れます。冷凍庫(-18℃以下)で保存すれば、約3か月間品質を維持できます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 新聞紙で包む:余分な水分を吸収し、呼吸を助ける。
  • 通気性のあるビニール袋や紙製の保存箱:湿度を調整しつつ、乾燥を防止。
  • 切った後はラップで密閉し、できるだけ早く使用。

季節別の注意点

いちょう芋は主に秋から冬にかけて出回ります。収穫後すぐに冷蔵に入れないと、芽が出やすくなります。特に梅雨時期は湿度が高くなるため、新聞紙の交換を2日ごとに行うとカビの発生リスクを低減できます。

まとめ

いちょう芋は「ヤマイモ」の品種で、適切な温度(5〜10℃)と新聞紙包装で冷暗所に保存すれば、約1〜2週間の鮮度を保てます。切った後は速やかに冷蔵し、冷凍保存すれば約3か月間利用可能です。腐敗サインに注意しながら、栄養豊富ないちょう芋を美味しく活用しましょう。

保存のコツ

新聞紙に包んで冷暗所に入れる
湿度が高すぎないように通気性のある場所に置く
購入後できるだけ早く冷蔵野菜室へ移す
切った後はラップで密閉し、できるだけ早く使用する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬるぬるする
カビが生えている

よくある質問

A
適温5〜10°Cで新聞紙に包むと、未加工のままで約1〜2週間保存可能です。湿度が高い場合は2日ごとに紙を交換するとさらに長持ちします。
A
冷凍したいちょう芋は、調理前に冷蔵庫で一晩自然解凍するか、電子レンジの「解凍」モードで数分加熱してください。急速解凍は食感が損なわれやすいので避けましょう。
A
表面がツヤのある淡い茶色で、触っても硬さがあり、異臭やぬめりがないものが鮮度良好です。変色やしっかりしたカビがある場合は食べずに廃棄してください。
A
調理後は、余った部分をラップでしっかり包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。できるだけ早く(24時間以内)に使用することで、栄養と食感を保てます。
A
いちょう芋はエチレンを放出しにくいので、リンゴやバナナなどエチレンを出す果物と離して保存すると、他の野菜の劣化を防げます。新聞紙で包んだうえで、野菜室の別棚に置くのがベストです。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください