野菜

ふきのとう(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
数時間(調理前)
冷凍保存
約1か月
未開封 購入日から約2日
開封後 洗浄・処理後は1〜2日以内

ふきのとうは春先に旬を迎える山菜で、鮮度が命です。冷蔵で2日、冷凍で約1か月保存できるのが目安です。ここでは正しい保存方法と賞味期限・消費期限の見極め方をわかりやすく解説します。

ふきのとうの基本情報

ふきのとうはキク科に属する葉野菜(山菜)で、若い葉と茎の部分を食用とします。100gあたり約53kcalと低カロリーで、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富です。春先の山野で自然に採れるため、季節感のある料理に最適です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が保たれる目安で、未開封の状態で冷蔵保存した場合は購入日から約2日とされています。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後・洗浄後はできるだけ早く(1〜2日以内)に使用してください。

保存方法の詳細

常温:数時間以内に調理しないとすぐにしおれます。
冷蔵(野菜室):温度0〜5℃、湿度80〜90%が理想。新聞紙やペーパータオルで包み、通気性のあるビニール袋に入れると2日程度持ちます。
冷凍:下茹で(30秒)→冷水で急冷→水気をしっかり拭き取り、密閉できるジップロックに入れ、-18℃で保存すれば約1か月持ちます。

おすすめの保存容器・包装

・通気性のある紙容器や新聞紙で包むと湿度が保たれます。
・密閉容器は湿気がこもりやすいので、冷凍時のみ使用し、空気を抜いてから保存します。

季節別の保存ポイント

春先は採取直後が最も鮮度が高く、できるだけ早く冷蔵へ。雨が多い時期は水分が多くなるため、洗浄後はしっかり水気を拭き取ってから保存してください。夏に残りが出た場合は、早めに冷凍に移すと栄養と食感を保ちやすくなります。

まとめ

ふきのとうは鮮度が落ちやすい野菜です。購入後はすぐに冷蔵し、2日以内に使い切るのが安全です。余った場合は下茹でして冷凍保存すれば約1か月間美味しさをキープできます。正しい保存で春の山菜を存分に楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに野菜室へ入れる
新聞紙やペーパータオルで包んで通気性を保つ
水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取る
冷凍する際は下茹でしてから冷水で急冷する
ジップロックは空気を抜いて密閉する

腐敗の見分け方

葉がしおれて黒ずんでいる
異臭(酸っぱい・腐った匂い)がする
葉や茎にぬめりが出ている
カビが生えている
色が全体的に変色している

よくある質問

A
はい、下茹で(30秒)→冷水で急冷→水気を拭き取り、密閉袋で-18℃以下で保存すれば約1か月持ちます。解凍は冷蔵で自然解凍すると食感が残ります。
A
賞味期限は品質が保たれる目安です。過ぎても見た目・臭いに異常がなければ食べられますが、鮮度が落ちているため早めに加熱調理することをおすすめします。
A
葉が鮮やかな緑色でツヤがあり、茎がしなやかでしおれていないことが鮮度の目安です。黒ずみやしおれ、異臭がある場合は腐敗が進んでいます。
A
山菜は水分を多く含むため、洗浄後に水分が残ると菌の繁殖が進みやすくなります。洗ったらキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取り、乾いた状態で保存してください。
A
加熱済みのふきのとうは冷蔵で2日以内に食べ切るのが安全です。長期保存したい場合は、再度下茹でしてから冷凍すると約1か月保存できます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください