野菜

桑黄(珍しいきのこ)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜4時間(高温多湿は避ける)
冷凍保存
約2ヶ月
未開封 製造日から約7日
開封後 冷蔵で3〜5日以内

桑黄は、鮮やかな黄色が特徴の珍しいきのこです。賞味期限は冷蔵で約5日、冷凍で約2ヶ月と長めに保てますが、適切な保存が鍵です。ここでは、基本情報から保存のポイント、腐敗の見分け方までを詳しく解説します。

桑黄の基本情報

分類:きのこ(真菌類)
見た目:黄褐色の肉厚な傘、白い柄
味・香り:やや甘みと土の香りがあり、食感はしっかりとした歯ごたえ
栄養価(100gあたり)

賞味期限・消費期限の違いと目安

食品表示にある「賞味期限」は品質が保たれる期間であり、風味や食感が最良の状態を保つ期限です。一方「消費期限」は安全性に関わる期限で、特に生ものや加工品に適用されます。桑黄は生鮮きのこに該当するため、主に賞味期限が表示されます。

目安は次の通りです。

  • 未開封・真空包装:製造日から約7日
  • 開封・洗浄後:冷蔵で3〜5日以内に使用
  • 常温保存:2〜4時間(高温多湿は避ける)
  • 冷凍保存:約2ヶ月(速凍が望ましい)

保存方法の詳細

常温保存

鮮度が落ちやすいため、購入後はできるだけ早く冷蔵へ移すのが基本です。どうしても常温で保存する場合は、直射日光と高温を避け、通気性の良い紙袋に入れて30℃以下の涼しい場所に置きます。

冷蔵保存

冷蔵庫の野菜室(0〜4℃)が最適です。ポイントは「湿度を抑える」こと。プラスチックの密閉容器は結露が発生しやすく、腐敗を早めます。代わりに、紙袋または通気性のある容器に入れ、上から軽く乾いたキッチンペーパーをかぶせましょう。

冷凍保存

長期保存したい場合は、下処理を行ってから冷凍します。

  1. 表面の土や汚れを柔らかいブラシで払い落とす。
  2. 必要なら薄くスライスし、沸騰した湯で30秒ほどブランチング。
  3. すぐに冷水で冷やし、水気をしっかり拭き取る。
  4. フリーザーバッグに平らに広げ、できるだけ空気を抜く。
  5. -18℃以下で保存し、2ヶ月以内に使用する。

保存容器や包装のおすすめ

紙袋:湿度調整に優れ、結露を防げます。
通気性のあるプラスチック容器:フタは軽く閉めるだけにし、空気循環を確保。
フリーザーバッグ:冷凍時は平らに広げ、真空パック機があればさらに品質保持が期待できます。

季節別の注意点

桑黄は主に秋から冬にかけて出荷されますが、季節によって水分量が変わります。冬季は乾燥しやすいため、保存前に軽く水で拭き、乾燥防止のために紙袋に入れると良いです。逆に夏場は腐敗が早まるため、購入後は必ず冷蔵へ移し、3日以内に使用してください。

まとめ

桑黄は鮮やかな色と独特の風味が魅力の珍しいきのこです。賞味期限は冷蔵で約5日、冷凍で約2ヶ月が目安です。湿度管理と適切な容器選びが鮮度を保つ鍵となります。腐敗サインに注意しながら、正しい保存法で美味しさを長く楽しみましょう。

保存のコツ

紙袋に入れて湿度を調整する
水気をしっかり拭き取ってから保存する
冷蔵庫の野菜室(0〜4℃)で保管する
冷凍する際はブランチングしてから平らに冷凍する

腐敗の見分け方

表面がべたつく
強い腐敗臭がする
色が黒ずむまたは灰色に変色する
カビが生えている

よくある質問

A
冷凍保存は可能ですが、解凍後はやや柔らかくなることがあります。食感を残したい場合は、ブランチング(30秒沸騰)後に速凍すると、食感の変化を最小限に抑えられます。
A
鮮度の良い桑黄は傘がしっかりと張っており、表面が光沢を持ちます。逆に、傘がしぼんでいたり、湿った斑点や黒い変色がある場合は鮮度が低下しています。
A
加熱調理後は、余った部分を冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で3日以内に使用してください。長期保存したい場合は、加熱後に冷凍(-18℃以下)し、1ヶ月以内に使用すると風味が保たれます。
A
ビタミンDやB群は熱に弱いため、冷蔵保存が最も栄養保持に適しています。冷凍する場合は、ブランチング後すぐに冷水で冷やし、急速冷凍することで栄養ロスを最小限に抑えられます。
A
秋冬は乾燥しやすくなるため、保存前に軽く水拭きし、紙袋で湿度を保つと良いです。夏場は腐敗が進みやすいので、購入後は必ず冷蔵に入れ、3日以内に使用することをおすすめします。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください