野菜

冬瓜(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
約7日
冷凍保存
約12週間
未開封 常温で約7日、冷蔵で約21日
開封後 冷蔵で約5日、冷凍で約12週間

冬瓜は収穫後すぐに冷蔵で保存すれば、2〜3週間は鮮度を保てます。常温保存は短めに留め、早めに使い切るのがポイントです。

冬瓜の基本情報

冬瓜(ウリ科)は大型の緑色の果実で、「果菜」に分類されます。外皮は硬く、内部は淡い緑色の果肉と多数の種子があります。100gあたり約37kcalと低カロリーで、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

冬瓜は加工食品ではないため「消費期限」ではなく「賞味期限」が設定されます。目安は以下の通りです。

  • 未開封・丸ごと:常温で約1週間、冷蔵で約2〜3週間。
  • カット・切り口がある場合:冷蔵で3〜5日、冷凍で約2〜3か月。

保存方法の詳細

常温保存

直射日光と高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。1週間以内に使用する場合に限ります。

冷蔵保存(野菜室推奨)

丸ごとの冬瓜は、ビニール袋に軽く穴を開けて湿度を保ちつつ結露を防ぎます。温度は0〜5℃が理想です。切った場合は密閉容器かラップで包み、できるだけ空気に触れさせないようにします。

冷凍保存

カットした冬瓜は、沸騰した湯で1分ほどブランチングし、すぐに冷水に取り冷ます。水気を拭き取り、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜き、-18℃以下で保存します。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを使用します。

保存容器や包装のおすすめ

  • 丸ごとは通気性のある紙袋か、穴を開けたビニール袋。
  • カット後は密閉できるプラスチック容器かジップロック。
  • 冷凍時はフリーザーバッグに平らに入れ、重ねずに保存。

季節別の注意点

冬瓜は主に夏から秋にかけて収穫されますが、流通が安定しているため通年入手可能です。夏場は高温で腐りやすくなるため、必ず冷蔵に移すことが重要です。冬場は低温で保存が長持ちしやすくなりますが、乾燥しやすいので湿度管理に注意しましょう。

まとめ

冬瓜は低カロリーで栄養価が高く、正しい保存で2〜3週間は鮮度を保てます。常温保存は短期間に留め、冷蔵・冷凍での保存方法を活用すれば、料理の幅が広がります。腐敗サインに気を付け、早めに調理することが美味しさの秘訣です。

保存のコツ

購入後すぐに野菜室へ入れる
紙袋または穴あきビニール袋で通気性を保つ
切ったらラップでしっかり包み、空気を遮断する
冷凍する際はブランチングして酵素活性を止める
保存容器は密閉できるものを選び、湿度管理を徹底する

腐敗の見分け方

表面が軟らかくなる
変色して黄緑や茶色になる
異臭(腐敗臭・酸っぱい臭い)がする
表面にカビが生えている
触るとぬめりが出てくる

よくある質問

A
未開封の丸ごと冬瓜は、直射日光と高温を避けた涼しい場所で約7日間が目安です。過ぎると表面が軟らかくなりやすくなるため、できるだけ早めに冷蔵へ移すことをおすすめします。
A
カットした冬瓜は、ラップや密閉容器で包んで冷蔵(0〜5℃)に入れると、約3〜5日間鮮度を保てます。水分が出やすいので、ペーパータオルで軽く拭き取ってから保存すると劣化を遅らせられます。
A
冷凍保存はカット後に1分程度ブランチングし、すぐに冷水で冷やして水気を拭き取ります。その後、フリーザーバッグに入れ空気を抜き、-18℃以下で保存すれば約12週間(3か月)まで品質を保てます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと食感が残ります。
A
外皮がツヤあり、硬さが均一でしっかりしているものが鮮度良好です。表面にしわや軟らかい箇所、変色がないかをチェックし、軽く押してもへこまないか確認してください。
A
煮込みやスープに使用した冬瓜は、冷ました後に密閉容器に入れ、冷蔵で3〜4日、冷凍で約2か月保存できます。再加熱する際は、沸騰させてから食べると食感と風味が保たれます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください