野菜

山査子(薬膳食材)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
2〜3か月
未開封 未開封のパックで冷蔵約10日、冷凍約2か月
開封後 開封後は5日以内に消費

山査子は薬膳食材として古くから利用され、ビタミンCやポリフェノールが豊富です。冷蔵で約2週間、冷凍で数か月保存できることを守れば、いつでも風味と栄養を楽しめます。

山査子の基本情報

山査子(Crataegus spp.)はバラ科に属する小さな果実です。直径約1〜2cm、甘酸っぱい味が特徴で、薬膳では血行促進や消化補助に用いられます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は風味や食感が保たれる期間です。未開封のパック入り山査子は冷蔵で約10日、冷凍で約2か月が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる最終日です。開封後は5日以内に食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(室温)

直射日光と高温を避け、風通しの良い涼しい場所で1〜2日間保存できます。購入後はなるべく早く冷蔵へ移すのがベストです。

冷蔵保存

野菜室の温度は0〜5℃が理想です。通気性のある紙袋に入れ、他の果物と接触しないようにすると、10〜14日間鮮度を保てます。

冷凍保存

洗浄・水気を拭き取り、単粒または小分けにしてフリーザーバッグに平らに入れます。できるだけ空気を抜き、-18℃以下で保存すれば2〜3か月間品質を維持できます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 紙袋:通気性があり、湿気の蓄積を防げます。
  • 密閉できるプラスチック容器:冷凍時は個別にラップで包んでから保存すると、解凍時のべたつきを防げます。
  • 真空パック:長期冷凍(3か月以上)を目指す場合に有効です。

季節別の注意点

山査子は主に秋から初冬にかけて収穫されます。収穫直後は水分が多く傷みやすいので、すぐに冷蔵へ移すことが重要です。冬季は低温環境が自然に近いため、常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理してください。

まとめ

山査子は薬膳食材としての価値だけでなく、手軽に保存できる点も魅力です。常温は1〜2日、冷蔵で10〜14日、冷凍で2〜3か月を目安に管理し、腐敗サインに注意すれば、いつでも安全に美味しくいただけます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
通気性のある紙袋に入れて湿気を防ぐ
冷凍する際は一粒ずつ平らに広げてから保存袋に入れる
冷蔵保存時は他の果物と離して保管する
保存容器は密閉できるものを選び、できるだけ空気を抜く

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
異臭がする
表面にカビが生える
柔らかくなりすぎて崩れる
水分が過剰に出てべたつく

よくある質問

A
冷凍保存(-18℃以下)で2〜3か月保存した場合、ビタミンCは約70%、ポリフェノールは約80%が保持されます。解凍は冷蔵で自然解凍するのが最も栄養ロスが少ないです。
A
鮮度の良い山査子は表面がつややかで淡い赤色、硬さがあり、香りが甘酸っぱいです。変色やしわ、柔らかすぎるものは鮮度が低下しています。
A
スープに入れた山査子は、冷蔵で保存する場合は3日以内に食べ切るのが目安です。長期保存したいときは、スープごと冷凍し、使用時に解凍すれば風味と栄養を保てます。
A
山査子はエチレンを放出しやすいため、バナナやリンゴなどエチレン感受性が高い果物と同じ容器に入れると熟成が早まります。できるだけ別々に保存してください。
A
秋に収穫された山査子は水分が多く傷みやすいので、すぐに紙袋に入れ冷蔵。冬は低温が自然に保たれるため、冷凍保存で長期保存が可能です。春先に解凍した場合は、解凍後2日以内に使用しましょう。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

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更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください