野菜

霊芝(珍しいきのこ)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1日〜数日(乾燥状態を保てる場合は2〜3か月)
冷凍保存
約3か月
未開封 製造日から30日(冷蔵)または6か月(乾燥・密封包装)
開封後 開封後7日以内(冷蔵)または3か月以内(冷凍)

霊芝は、鮮度を保つための保存方法を正しく行えば、賞味期限を伸ばして安全に楽しめます。本記事では、霊芝の基本情報から賞味期限・消費期限の目安、最適な保存方法、腐敗の見分け方、そして実践的な保存のコツまで、管理栄養士がわかりやすく解説します。

霊芝の基本情報

霊芝は、漢方や健康食品として古くから利用されている珍しいきのこです。学名はGanoderma lucidumで、光沢のある赤褐色の硬い表面が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

霊芝は主に乾燥品として販売されますが、鮮度の高い生の状態でも流通します。以下は一般的な目安です。

  • 賞味期限(未開封): 製造日から約30日(冷蔵保存)または6か月(乾燥・密封包装)
  • 消費期限(開封後): 開封後は冷蔵で約7日、冷凍で約3か月を目安にしてください。

保存方法の詳細

常温保存

乾燥霊芝は、湿度が低く直射日光の当たらない涼しい場所で、密閉容器に入れることで数か月保存可能です。ただし、湿気が入るとカビが生えやすくなるため注意が必要です。

冷蔵保存

生の霊芝や開封後の乾燥霊芝は、冷蔵(0〜5℃)で保存します。紙タオルで余分な水分を吸わせ、密閉容器やジップロックに入れると約7日間鮮度を保てます。

冷凍保存

長期保存したい場合は、霊芝を一口大にカットし、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜き、-18℃以下で保存します。品質を保つ期間は約3か月です。解凍は冷蔵で自然解凍し、すぐに調理してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるガラス瓶やステンレス製保存容器
  • ジップロックや真空パックで湿気と酸素を遮断
  • 乾燥霊芝は、光を通さない暗色のビニール袋に入れると色変化を防げます
  • 冷蔵・冷凍時は、取り出しやすいように小分けにして保存

季節別の注意点

霊芝は通年栽培が可能ですが、雨季や湿度が高い季節は保存中のカビ発生リスクが上がります。特に梅雨時期は、乾燥状態を保つために除湿剤(シリカゲル)を容器に入れると安心です。

まとめ

霊芝は正しい保存方法を実践すれば、賞味期限を伸ばしながらその機能性成分を損なわずに楽しめます。常温・冷蔵・冷凍それぞれの特徴を理解し、密閉容器・除湿対策・適切な温度管理を行うことが長持ちのポイントです。

保存のコツ

購入後すぐに乾燥させるか紙タオルで水分を拭き取る
密閉容器またはジップロックで湿気を遮断する
冷蔵保存時は0〜5℃の温度を保つ
冷凍保存は-18℃以下で急速冷凍し、解凍は冷蔵で行う
除湿剤(シリカゲル)を併用して湿度管理する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面にぬめりがある
カビが生えている
硬さが極端に柔らかくなる

よくある質問

A
はい。乾燥霊芝は常温の低湿度環境で密閉すれば数か月持ちますが、生の霊芝は冷蔵で約7日、冷凍で約3か月が目安です。湿気が入るとカビが繁殖しやすくなるため、乾燥状態を保つ工夫が必要です。
A
開封後は湿気と酸素に触れるため、冷蔵保存で約7日、冷凍保存で約3か月が安全な目安です。長期間保存したい場合は、真空包装またはジップロックで空気をできるだけ抜いてから冷凍してください。
A
鮮度の判断基準は、表面が乾燥して光沢があり、割れ目や変色がないことです。異臭やぬめり、カビの発生が見られたら食べずに廃棄してください。
A
調理後は、余った霊芝を速やかに冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で7日以内、冷凍で3か月以内に使用してください。再加熱する際は、中心温度が70℃以上になるように加熱し、食中毒リスクを低減します。
A
機能性成分のβ‑グルカンやトリテルペンは熱や光に弱いので、乾燥状態で暗所に保存し、冷蔵・冷凍する際は急速冷凍を行うと劣化を抑えられます。開封後はできるだけ早く使用し、長期間保存は避けるのがベストです。
A
梅雨の高湿度はカビのリスクが高まります。乾燥霊芝は除湿剤(シリカゲル)を容器に入れ、密閉状態を保ちましょう。生の霊芝は冷蔵庫の野菜室よりもチルド室(0〜2℃)で保存すると、湿度管理がしやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください