野菜

国産松茸(野菜)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
約1ヶ月
未開封 製造日(または購入日)から約7日
開封後 開封後は3〜5日以内に使用

国産松茸は、鮮度が命の高級きのこです。冷蔵保存で約3〜7日、冷凍保存で約1ヶ月と、正しい保存方法を守れば美味しさと栄養を長く保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の違いから、具体的な保存テクニック、腐敗の見分け方までを管理栄養士が監修し、わかりやすく解説します。

国産松茸の基本情報

国産松茸は、真菌類に属する高級きのこで、食感はしっかりとした肉厚さ、香りは独特の松のような芳香があります。

賞味期限と消費期限の違いと目安

松茸は「賞味期限」よりも「消費期限」が設定されることが多いです。
賞味期限は、品質(風味・食感)が保証される期間で、目安は冷蔵保存で約7日です。
消費期限は、安全に食べられる最終日で、開封後はできるだけ早く(3〜5日以内)に調理・消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(1〜2日)

涼しく乾燥した場所で新聞紙に包み、直射日光や高温を避けます。ただし、常温保存は鮮度が急速に低下するため、できるだけ冷蔵へ移すことをおすすめします。

冷蔵保存(3〜7日)

  • 新聞紙またはキッチンペーパーで包み、野菜室(約0〜5℃)に入れる。
  • 湿度は80%前後が理想。乾燥しすぎないよう、容器の蓋は軽く閉める。
  • 購入後できるだけ早く冷蔵し、2日以内に調理するのがベスト。

冷凍保存(約1ヶ月)

  • 石づきを取り、食べやすい大きさにカット。
  • 軽く拭いて水分を除去し、フリーザーバッグに入れ空気を抜く。
  • 急速冷凍できる機能がある場合は、-18℃以下で保存。
  • 解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再加熱して使用します。

保存容器や包装のおすすめ

新聞紙包装:湿度を調整し、過剰な水分を吸収。

通気性のあるプラスチック容器:密閉しすぎず、適度な空気循環が可能。

フリーザーバッグ:空気をしっかり抜き、凍結焼けを防止。

季節別の注意点

松茸は主に秋に出荷されます。収穫直後は水分が多く、腐敗が進みやすいので、すぐに冷蔵へ移すことが重要です。雨天が続くと表面が湿ってカビが生えやすくなるため、天候が悪い日は特に早めに処理しましょう。

まとめ

国産松茸は、冷蔵で3〜7日、冷凍で約1ヶ月保存できます。新聞紙で包む・水分を拭き取る・野菜室で保管するという基本を守れば、風味と栄養を損なわずに美味しく楽しめます。賞味期限と消費期限の違いを理解し、腐敗サインに注意しながら、最適な保存方法で秋の味覚を存分に活用してください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
新聞紙で包んで湿度を調整する
水分は布やキッチンペーパーで拭き取る
カットしたら密閉容器かフリーザーバッグに入れる
冷凍する際は石づきを取り除き、小分けにして保存する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬるぬるしている
カビが生えている
柔らかくなりすぎて崩れる

よくある質問

A
冷凍保存でも風味は比較的保たれますが、解凍後は食感がやや柔らかくなることがあります。冷凍前に石づきを取り、カットしてから保存すると、旨味を閉じ込めやすくなります。
A
松茸は水分が多い菌類で、表面が湿ったままだと菌が繁殖しやすくなります。新聞紙で包むと余分な水分が吸収され、カビの発生リスクを低減できます。
A
賞味期限は風味・食感が保証される期間で、冷蔵保存で約7日とされています。消費期限は安全に食べられる最終日で、開封後はできるだけ3〜5日以内に調理・消費することが推奨されます。
A
炊き込みご飯にした場合は、冷蔵で2日以内に食べ切るのが安全です。保存する際は、密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室よりも冷蔵室(約5℃)に置くと菌の増殖を抑えられます。
A
鮮度が良い松茸は、表面が乾燥しておらず、白くツヤのある色合いです。匂いは松のような芳香があり、腐敗臭がしないことが目安です。触ったときに柔らかすぎず、弾力が残っているか確認しましょう。
A
冷凍した松茸は、冷蔵庫で数時間から一晩かけて自然解凍するのがベストです。急速解凍(電子レンジ等)は水分が抜けやすく、食感が損なわれる可能性があります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください