野菜

紫芋(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちのコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
加熱後1〜2ヶ月
未開封 収穫日から1〜2ヶ月
開封後 切った後は3〜5日以内に使用

紫芋は収穫後すぐに適切に保存すれば、常温で1〜2ヶ月、加熱後の冷凍で1〜2ヶ月と長期間楽しめます。冷蔵は10℃以下で低温障害を起こすため避け、暗く涼しい場所での保存が基本です。

紫芋の基本情報

紫芋はサツマイモ(根菜)の一品種で、ヒルガオ科に属します。果肉は濃い紫色で、アントシアニンが豊富に含まれ、抗酸化作用が期待できます。100gあたり約106kcalで、食物繊維やビタミンC、カリウムも含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

紫芋は加工品ではないため、法律上の「消費期限」は設定されません。目安としては「収穫日から1〜2ヶ月」までを賞味期限と考えてください。開封(皮をむく・切る)後は、できるだけ早く使用し、3〜5日以内に食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

温度13〜15℃、湿度60〜70%の冷暗所がベストです。新聞紙に包んで通気性を確保し、直射日光と過度の乾燥を避けます。

冷蔵保存(非推奨)

10℃以下の低温では酵素活性が異常になり、低温障害(しびれ・変色)が起こります。そのため、冷蔵庫での保存は避けてください。

冷凍保存(加熱後)

茹でる・蒸す・焼くなどで加熱した後、粗熱を取ってからジップロックや密閉容器に入れ、-18℃以下で保存します。保存期間は1〜2ヶ月が目安です。

保存容器・包装のおすすめ

  • 新聞紙や麻袋で包み、通気性を確保
  • 冷凍時はフリーザーバッグに空気を抜いて密閉
  • 傷んだ部分は取り除き、乾いた布で水分を拭く
  • 大量に保存する場合は、数個ずつ小分けにして管理しやすく

季節別の注意点

紫芋は主に秋から冬にかけて収穫されますが、保存温度が高すぎると早く乾燥し、低すぎると低温障害が起こります。特に夏場は湿度管理に注意し、風通しの良い場所で保存してください。

まとめ

紫芋は根菜として常温の冷暗所で保存するのが最も安全です。冷蔵は避け、加熱後は冷凍で1〜2ヶ月保存可能です。腐敗サインを見逃さず、適切な包装と温度管理で美味しさと栄養を長く保ちましょう。

保存のコツ

新聞紙に包んで風通しの良い冷暗所で保存する
直射日光を避ける
湿度が高すぎないように通気性を保つ
傷んだ部分は取り除き、乾いた布で拭く
収穫後はできるだけ早く使用する

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
変色(白や黒の斑点)が見られる
異臭がする
ぬめりが出ている
カビが生えている

よくある質問

A
いいえ、紫芋は10℃以下で低温障害を起こすため、冷蔵保存は非推奨です。常温(13〜15℃)の暗所で保存してください。
A
収穫日から常温で1〜2ヶ月が目安です。保存環境が適切であれば、色や食感の劣化を感じる前に使い切れます。
A
切った部分は乾いた布で水分を拭き取り、新聞紙で包んで暗所に置きます。3〜5日以内に使用するのが安全です。
A
加熱(茹で・蒸し・焼き)した紫芋は粗熱を取ってから密閉容器に入れ、-18℃以下で保存できます。保存期間は1〜2ヶ月です。
A
表面がしんなりせず、ツヤがあり、変色やカビがないことが鮮度の目安です。触っても硬さが残っていれば新鮮です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください