野菜

ビーツ(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜3日
冷凍保存
約10ヶ月
未開封 製造日から約14日(冷蔵)
開封後 開封後は7日以内に使用

ビーツは根菜の中でも栄養価が高く、サラダやスープに幅広く使える食材です。鮮度を保つための保存方法を正しく実践すれば、賞味期限は冷蔵で約2週間、冷凍で約10ヶ月と長く楽しめます。

ビーツの基本情報

ビーツはヒユ科に属する根菜で、丸い球根が特徴です。色は濃い赤紫が一般的ですが、黄ビーツや白ビーツもあります。100gあたり約52kcalと低カロリーで、食物繊維、ビタミンC、葉酸、カリウム、ベタレイン(抗酸化成分)を豊富に含みます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が保たれる目安で、風味や食感が最良の状態を示します。未開封のパックビーツは冷蔵で約14日が目安です。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後はなるべく早く使用し、開封後は7日以内に食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存

ビーツは根が乾燥しやすく、常温では2〜3日でしおれ始めます。直射日光や高温多湿は避け、風通しの良い涼しい場所に置くと多少は持ちますが、基本は冷蔵保存が推奨です。

冷蔵保存(野菜室)

  • 未洗浄・葉が付いたままの状態で、ビニール袋に数箇所小さな穴を開けて通気性を確保し、野菜室の温度0〜4℃で保存します。
  • 葉を取り除く場合は、根だけを乾いたキッチンペーパーで軽く拭き、密閉容器またはジップロックに入れます。
  • この状態で約14日(未加工)/7日(カット済み)持ちます。

冷凍保存

  • 下茹で(5分程度)して冷水で急冷し、水気をしっかり拭き取ります。
  • 食べやすい大きさにカットし、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜き、-18℃以下で保存します。
  • 保存期間は約10ヶ月が目安です。解凍は冷蔵で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを使用してください。

保存容器・包装のおすすめ

ビーツは水分が多いため、通気性と湿度管理が重要です。以下の包装が効果的です。

  • ビニール袋(小さな穴を開ける)+野菜室の野菜引き出し
  • 紙タオルで根元を包み、ビニール袋に入れると乾燥防止になる
  • 冷凍時は平らに入れたジップロックで重ねずに保存し、取り出しやすくする

季節別の注意点

  • 秋・冬は収穫期で鮮度が高く、冷蔵で2週間以上持ちやすいです。
  • 春・夏は輸入品が多く、根が柔らかくなることがあるため、なるべく早めに使用し、冷蔵保存でも5〜7日程度にとどめましょう。

まとめ

ビーツは根菜として冷蔵で約2週間、冷凍で約10ヶ月保存可能です。通気性のある包装と適切な温度管理で、栄養価と食感を長く保てます。鮮度を見分けるサインや保存のコツを活用し、ビーツの美味しさを最大限に引き出してください。

保存のコツ

購入後すぐに葉を取り除き、根だけを保存する
ビニール袋に小さな穴を開けて通気性を確保する
紙タオルで根元を包み、乾燥を防ぐ
冷凍前は下茹でして水分をしっかり拭き取る
冷凍は平らに入れたジップロックで重ねない

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
変色(茶色や黒色の斑点)が出る
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
ビーツに含まれるベタレインやビタミンCは熱と酸素に弱いですが、下茹で後すぐに冷凍すれば、栄養損失は約10%以下に抑えられます。冷凍保存は長期保存に最適です。
A
根がしっかり硬く、表面が光沢のある濃赤色であれば鮮度が高いです。しんなりやしぼんだ感、変色が見られる場合は鮮度が低下しています。
A
カット後は表面積が増えるため、酸化が進みやすくなります。密閉容器に入れ、冷蔵で5〜7日以内に使用するのが安全です。
A
ビーツ自体は冷蔵で約2週間持ちますが、酢やオイルを加えたドレッシングに混ぜた場合は、酸が保存を助けるため、冷蔵で約7日程度が目安です。
A
常温(20〜25℃)では2〜3日で根がしおれ、甘味が減少します。特に湿度が高いと腐敗が早まるため、できるだけ冷蔵保存をおすすめします。
A
ビーツの葉は葉物野菜と同様に、湿らせたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存すれば3〜5日で食べ切るのがベストです。根とは別に管理してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください