野菜

べにはるか(野菜品種)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(加熱後、-18℃以下で保存)
未開封 製造日から約1〜2週間(13〜15℃の常温)
開封後 開封後は速やかに使用(1週間以内が目安)

結論:べにはるかは低温に弱く、13〜15℃の冷暗所で保存すれば約1〜2週間持ちます。冷蔵は避け、加熱後は冷凍保存で1〜2ヶ月延長可能です。

べにはるかの基本情報

べにはるか(はるか)は、ヒルガオ科 Ipomoea batatas に属するサツマイモの品種です。外皮は黄色く、甘みが強く、加熱するとホクホクした食感が特徴です。100gあたり約126kcalと、エネルギー源としても優れています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる目安。べにはるかは常温保存で約1〜2週間が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる期限。保存状態が良好であれば、賞味期限内に調理・加熱すれば問題ありません。

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

温度13〜15℃、湿度60〜70%の暗所が最適です。新聞紙に包んで通気性を確保し、直射日光と風通しの強い場所は避けましょう。

冷蔵保存(非推奨)

べにはるかは10℃以下になると低温障害を起こし、デンプンが変性して甘みが減少し、組織が硬くなります。したがって、冷蔵庫での保存は避けてください。

冷凍保存(加熱後のみ)

一度加熱(蒸す・茹でる・焼く)した後、粗熱を取ってから密閉できるジップロックやフリーザーバッグに入れ、-18℃以下で保存します。保存期間は約1〜2ヶ月です。

保存容器や包装のおすすめ

  • 新聞紙または麻袋で包み、通気性を確保
  • 保存場所は段ボール箱や木箱に入れ、温度変化を防止
  • 冷凍する場合は耐冷ジップロックに平らに入れ、空気をしっかり抜く

季節別の注意点

  • 収穫直後(秋)は温度が安定しやすいので、すぐに新聞紙で包装し、冷暗所へ。
  • 冬季は外気温が10℃以下になることが多く、保存温度が下がりやすいので、室内暖房がある場所で管理。
  • 夏季は高温多湿になるため、風通しの良い陰干し場所で保存し、2週間を超えないように注意。

まとめ

べにはるかは甘みが強く料理の幅が広がるサツマイモですが、低温障害を起こしやすい点が最大の注意点です。13〜15℃の冷暗所で常温保存し、必要に応じて加熱後に冷凍すれば、品質を長く保てます。保存のコツを守って、美味しさと栄養をしっかりキープしましょう。

保存のコツ

新聞紙に包んで通気性を確保する
直射日光を避け、暗く涼しい場所に置く
温度が13〜15℃になるよう管理する
加熱後は密閉容器に入れ、冷凍保存する

腐敗の見分け方

外皮が黒く変色している
柔らかくなりすぎて崩れる
異臭(酢酸系や腐敗臭)がする
表面にカビが生えている

よくある質問

A
べにはるかはサツマイモの一種で、10℃以下になるとデンプンが変性し甘みが減少、組織が硬くなる低温障害を起こします。そのため、冷蔵庫のような低温環境は避け、13〜15℃の常温で保存することが推奨されています。
A
外皮が黄色く光沢があり、表面にシミや黒い斑点がないことが鮮度の目安です。また、軽く押しても柔らかすぎず、甘い香りが感じられるものが良品です。
A
はい、可能です。蒸す・茹でる・焼くなどで加熱した後、粗熱を取ってから密閉できるジップロックに入れ、-18℃以下で保存すれば約1〜2ヶ月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを使用してください。
A
低温障害を避けるために13〜15℃で保存し、できるだけ早く加熱調理するのがベストです。加熱後はすぐに冷凍すればビタミンCやβカロテンの損失を最小限に抑えられます。
A
はい、季節によって環境温度が変わるため、保存期間に差が出ます。秋は温度が安定しやすく1〜2週間持ちやすいですが、冬は外気温が10℃以下になることが多く、低温障害のリスクが高まります。その場合は室内暖房がある場所で温度管理を行い、保存期間を1週間以内に短縮することをおすすめします。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本農業協同組合連合会(JA全農)「サツマイモの適正保存方法」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください