紅あずまはサツマイモの代表的な品種です。結論は、13〜15°Cの冷暗所で保存すれば1〜2ヶ月、加熱後は冷凍で約1〜2ヶ月長持ちさせられます。低温障害を防ぐため、冷蔵庫は使用しないことがポイントです。
紅あずまの基本情報
- 分類: サツマイモ(ヒルガオ科)
- 特徴: ホクホクした食感と黄い果肉
- 栄養価: 100gあたり約106kcal、ビタミンC・食物繊維が豊富
- 産地例: 主に茨城県で栽培されますが、全国でも流通しています
賞味期限と消費期限の目安
紅あずまは生のまま販売されるため、賞味期限と消費期限はほぼ同じ目安で考えて構いません。
- 未開封・生のまま: 製造日から30〜60日(常温)
- 加熱・調理済み: 冷凍保存で約1〜2ヶ月
- 切ったり皮をむいたりした場合: 3〜5日以内に使用するのが安全です
保存方法の詳細
常温保存(推奨)
温度は13〜15°C、直射日光を避けた暗所がベストです。新聞紙や通気性のある紙袋に入れて湿度を調整しながら保管します。
冷蔵保存(非推奨)
10°C以下になると低温障害が起きやすく、甘みが減少し腐敗が早まります。したがって、冷蔵庫での保存は避けてください。
冷凍保存(条件付き)
生のままは冷凍できませんが、蒸し芋や焼き芋に加工した後は、密閉できるフリーザーバッグに入れ、-18°C以下で保存すれば1〜2ヶ月持ちます。
保存容器・包装のおすすめ
- 新聞紙で包んでから通気性のある紙袋に入れる
- 加熱後は冷凍用ジップロックバッグに空気を抜いて密封
- 保存場所は温度が一定の戸棚やパントリーが最適
- 湿度が高すぎるとカビが生えるので、時々通気させる
季節別の注意点
- 収穫期(秋): 収穫直後は水分が多いので、新聞紙で包んで乾燥させてから保存
- 冬場: 室温が低くなりすぎると低温障害が起きやすいので、暖かい場所に移す
- 夏場: 高温になると腐敗が早まるため、風通しの良い涼しい暗所を選ぶ
まとめ
紅あずまは13〜15°Cの常温保存が最も安全で、1〜2ヶ月の保存が可能です。調理後は冷凍で約1〜2ヶ月保存でき、冷蔵は低温障害のリスクがあるため絶対に避けましょう。正しい保存で甘みと栄養をしっかりキープしてください。