アップルミントは、さわやかなリンゴのような香りが特徴のハーブ系その他です。冷蔵保存が基本で、正しい手入れをすれば10日ほど鮮度を保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく紹介します。
アップルミントの基本情報
アップルミントは、シソ科に属する多年草で、葉は薄緑色でやや光沢があります。葉のエキスは料理やドリンクの風味付けに利用され、100gあたり約68kcalと低カロリーです。ビタミンCやカリウム、食物繊維も含まれ、さわやかな香りが食欲増進に役立ちます。
賞味期限と消費期限の違いと目安
野菜の場合、メーカーが表示するのは「消費期限」になることが多く、開封後はできるだけ早く使用することが推奨されます。アップルミントの目安は以下の通りです。
- 未開封・常温保存：1〜2日（水に挿した場合）
- 冷蔵保存（野菜室）：5〜10日
- 冷凍保存：1〜3ヶ月
保存方法の詳細
常温保存
水に茎を挿し、直射日光を避けた涼しい場所に置きます。水は毎日交換し、葉が乾燥しないように注意してください。保存期間は1〜2日が限界です。
冷蔵保存（野菜室推奨）
濡れたキッチンペーパーで葉全体を包み、ビニール袋に入れて野菜室に入れます。茎を水にさっと浸すとさらに鮮度が延び、5〜10日間持ちます。
冷凍保存
葉を細かく刻み、密閉容器またはフリーザーバッグに入れます。できるだけ空気を抜いてから冷凍し、1〜3ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍か、料理に直接加えると風味が保たれます。
保存容器・包装のおすすめ
- 通気性のあるビニール袋や保存容器
- 茎を立てたまま保存できるスタンド型の水差し
- 冷凍時は平らに広げた状態で保存し、取り出しやすくする
季節別の注意点
春先は成長が盛んで葉が柔らかく、湿度管理が重要です。夏は高温で早く枯れやすいため、冷蔵保存を徹底し、葉がしおれたらすぐに使用しましょう。秋～冬は低温でゆっくりと成長し、保存期間がやや伸びます。
まとめ
アップルミントは、正しい保存方法を守れば冷蔵で約1週間、冷凍で数か月間鮮度を保てます。水に挿す常温保存や濡れたキッチンペーパーでの冷蔵保存、そして刻んで冷凍する方法を組み合わせて、いつでもフレッシュな香りを楽しみましょう。
