野菜

高系14号(野菜品種)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月(13〜15°Cの冷暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(加熱後、密閉包装で)
未開封 製造日から1〜2ヶ月(13〜15°Cの冷暗所)
開封後 開封・カット後は1〜2週間以内に使用

高系14号はサツマイモの品種で、適切に管理すれば長期間美味しさを保てます。ここでは賞味期限の目安と、低温障害を防ぐ正しい保存方法をまとめました。

高系14号の基本情報

・分類:根菜(サツマイモ)
・科名:ヒルガオ科
・学名:Ipomoea batatas
・果肉色:黄色
・特徴:鳴門金時の親品種で、甘みが強く、加熱するとホクホクした食感が楽しめます。
・栄養価:100gあたり約106kcal、炭水化物、食物繊維、ビタミンCが豊富です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

サツマイモは「賞味期限」が設定されることが多く、保存状態が良ければ賞味期限を過ぎても食べられますが、品質は低下します。高系14号の目安は次の通りです。

  • 常温(13〜15℃の冷暗所)での賞味期限:製造日から1〜2ヶ月
  • 開封・カット後の消費期限:1〜2週間以内に使用
  • 冷凍保存(加熱後、密閉包装):1〜2ヶ月

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

高系14号は低温に弱く、10℃以下になると低温障害が起こります。そのため、13〜15℃の冷暗所で保存します。具体的には、風通しの良い倉庫や地下室、または室温が安定したリビングの隅が適しています。

冷蔵保存(非推奨)

冷蔵庫の温度は10℃以下になるため、低温障害が起きやすく、甘みが失われ、組織が硬くなります。したがって、冷蔵保存は避けてください。

冷凍保存(加熱後が前提)

加熱(蒸す・茹でる・焼く)した後、密閉できるジッパー付き保存袋やプラスチック容器に入れ、13〜15℃の環境で冷凍します。解凍は自然解凍または電子レンジの低出力で行い、再加熱して食べます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 新聞紙に包んで通気性を確保し、直射日光を遮る。
  • 乾燥を防ぐため、湿気が多い場合は紙に軽く水分を拭き取ってから包装。
  • 長期保存時は麻ひもで束ね、吊るすと空気が循環しやすくなります。
  • 冷凍時は真空パックやジッパー袋で空気を抜き、酸化を防止。

季節別の注意点

高系14号は主に秋から冬にかけて収穫されますが、保存期間は季節に左右されます。

  • 夏季:気温が高くなると腐敗が早まるため、早めに消費。
  • 秋・冬:気温が13〜15℃に近い時期が最適。収穫直後は特に注意して保存。

まとめ

高系14号は甘みが強く、料理の幅が広がるサツマイモです。保存は13〜15℃の冷暗所が基本で、冷蔵は避け、必要に応じて加熱後に冷凍保存すると長持ちします。上記のポイントを守れば、1〜2ヶ月間美味しさをキープできます。

保存のコツ

新聞紙に包んで通気性を確保する
直射日光を避け、暗く涼しい場所に置く
湿気が多いときは表面を乾かしてから保存する
加熱後は密閉容器で冷凍し、空気をできるだけ抜く

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
異臭がする
変色(黒ずみや緑色)が見られる
ぬめりやカビが生えている

よくある質問

A
10℃以下になると細胞が傷み、甘みが失われて組織が硬くなります。13〜15℃の範囲を保つことが安全です。
A
表面がしっかりとした硬さで、皮にシワやしみがないこと、異臭がしないことが鮮度の目安です。
A
加熱(蒸す・茹でる)後に冷凍すれば、甘みは約1〜2ヶ月間ほぼ維持されます。解凍時は自然解凍が最も品質を保ちます。
A
調理後は完全に冷ました上で、密閉容器に入れ、13〜15℃の環境で保存すると、約1週間はサクサク感を保てます。
A
低温障害を避けるため、13〜15℃の冷暗所で保存し、長期間保存したい場合は加熱後に冷凍します。これによりビタミンCや食物繊維の損失を最小限に抑えられます。
A
収穫直後は糖度が低く、数日間常温で熟成させると甘みが増します。ただし、13〜15℃を超える高温になると早く傷むので、適温で管理してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください