ゆばは、豆腐を作る際にできる薄い膜を乾燥させた加工食品で、その他・卵・豆腐に分類されます。正しい保存方法を守れば、未開封で常温12か月、冷蔵で約5日、冷凍で約2か月と長期間美味しく楽しめます。
ゆばの基本情報
ゆばは大豆から作られ、たんぱく質が豊富（100gあたり約68kcal）で、ビタミンB群やミネラルも含みます。乾燥ゆばと水分が多い生ゆば（真空包装など）に分かれ、用途や保存期間が異なります。
賞味期限と消費期限の違いと目安
・賞味期限は品質が保たれる期間で、未開封の乾燥ゆばは製造日から約12か月が一般的です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、生ゆばは冷蔵保存で約5日、開封後は3日以内に使用するのが目安です。
保存方法の詳細
- 常温保存（未開封・乾燥ゆば）: 直射日光と湿気を避け、密閉できるビニール袋や保存容器に入れ、涼しい場所で最大12か月保存可能です。
- 冷蔵保存（生ゆば・開封後の乾燥ゆば）: 0〜5℃の冷蔵庫で、包装を二重にし、できるだけ空気に触れさせないようにします。未開封の真空パックは約5日、開封後は3日以内に消費してください。
- 冷凍保存（生ゆば・乾燥ゆば）: －18℃以下の冷凍庫で、密閉容器またはフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜きます。保存期間は約2か月が安全です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、流水で軽く洗い流すと食感が保たれます。
保存容器や包装のおすすめ
・乾燥ゆばは、密閉できるジップロックや真空パックが最適です。
・生ゆばは、専用の真空包装か、ラップでしっかり包んでから密閉容器に入れましょう。
・冷凍時は、1回分ずつ小分けにしてからフリーザーバッグに入れると、解凍時に余分な量を出さずに済みます。
季節別の注意点
夏場は高温多湿になるため、特に生ゆばは冷蔵庫の奥で保管し、開封後は早めに使用してください。冬場は冷蔵庫内の温度が低すぎると凍結することがあるので、温度設定を5℃前後に保つと良いでしょう。
まとめ
ゆばは未開封の乾燥タイプであれば常温12か月、冷蔵・冷凍で適切に保存すればそれぞれ約5日、約2か月持ちます。保存容器は密閉できるものを選び、湿気と温度管理に注意すれば、栄養価と食感を長く保てます。
詳しい保存のポイントは以下の「保存のコツ」セクションをご覧ください。また、関連情報は[[クレームフレーシュ（乳製品・卵・豆腐）の賞味期限と正しい保存方法｜長持ちさせるコツ（乳製品）]]をご参照ください。
