結論から言うと、とうふは冷蔵保存で約1週間、開封後は3〜5日以内に使い切るのが安全です。冷凍すれば約2か月保存できますが、解凍後はすぐに調理しましょう。

とうふの基本情報

とうふ(豆腐)は大豆をすりつぶし、加熱・凝固させて作る加工食品です。たんぱく質が豊富で、100gあたり約68kcal、たんぱく質約6.5g、カルシウム約120mg を含みます。低カロリーでヘルシーな食材として、和食だけでなく洋食・中華料理でも幅広く使われます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

市販のパック入りとうふには「賞味期限」と表記されていることが多いです。賞味期限は品質が保たれる目安で、期限を過ぎてもすぐに腐るわけではありませんが、風味や食感が劣化します。一方、開封後は「消費期限」や「開封後◯日以内に使用」などの表示がある場合は、必ず守るようにしてください。

  • 未開封・冷蔵保存:賞味期限は製造日から約7〜10日
  • 開封後・冷蔵保存:3〜5日以内に使用
  • 常温放置:2時間以内が安全な目安(特に夏場は注意)
  • 冷凍保存:調理・茹でた状態で1〜2か月保存可能

保存方法の詳細

常温保存

常温での保存は推奨しません。特に夏場は細菌増殖が早く、2時間を超えると食中毒リスクが高まります。

冷蔵保存

パックのまま冷蔵庫の野菜室かチルド室に入れます。開封したら、清潔な容器に移し替え、表面の水分はキッチンペーパーで軽く拭き取ってから密閉します。

冷凍保存

凍らせるときは、あらかじめ水切りした後、1食分ずつラップで包み、ジップロック等の密閉袋に入れます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、解凍後は24時間以内に使用してください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器(蓋付き)
  • シリコン蓋やラップで空気を遮断
  • 冷凍用は耐冷ジップロックや真空パックが最適

季節別の注意点

夏場は特に冷蔵庫の温度が上がりやすく、賞味期限が短く感じられます。できるだけ早めに使用し、保存容器はしっかり密閉しましょう。冬場は逆に冷蔵庫内が低温になるため、凍結しやすいので温度設定に注意が必要です。

まとめ

とうふは冷蔵で約1週間、開封後は3〜5日以内に使い切るのが安全です。冷凍すれば約2か月保存できますが、解凍後は速やかに調理してください。密閉容器で空気を遮断し、直射日光や高温を避けることが長持ちのコツです。