スピルリナは高たんぱく・ビタミン・ミネラルを豊富に含むスーパーフードです。未開封の状態であれば約2年、開封後は冷蔵で約6か月を目安に保存すれば、栄養価を保ちつつ安全に摂取できます。
スピルリナの基本情報
スピルリナはシアノバクテリア(藻類)を乾燥させた粉末やタブレット状の加工食品です。100gあたり約68kcalで、たんぱく質は約60%、ビタミンB群、ビタミンE、βカロテン、鉄分などが豊富に含まれます。水溶性のため、スムージーやヨーグルトに混ぜて手軽に摂取できます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
スピルリナは乾燥食品のため、製造日からの保存期間が長く設定されています。賞味期限は品質が保たれる期間(風味・栄養価)を示し、未開封で約24か月が一般的です。消費期限は安全性に関わる期限ですが、乾燥食品では通常表示されず、賞味期限を目安にしてください。
保存方法の詳細
常温保存
未開封のパッケージは直射日光と高温を避け、湿度の低い涼しい場所(15〜25℃)で保管すれば、約1か月まで品質を維持できます。
冷蔵保存
開封後は湿気と酸化を防ぐため、密閉容器に移し替えて冷蔵庫(0〜5℃)で保存します。冷蔵であれば約6か月まで栄養価の低下を抑えられます。
冷凍保存
スピルリナは乾燥状態のため冷凍保存は必須ではありませんが、長期保存(1年以上)を希望する場合は、密封できるジップロックに入れ、-18℃以下で保管すると品質劣化を最小限に抑えられます。
保存容器や包装のおすすめ
・アルミ箔や遮光性の高いビニール袋は光と酸素を遮断しやすく、最適です。
・開封後は真空シーラーや密閉できるプラスチック容器を使用すると、湿気の侵入を防げます。
季節別の注意点
夏場は高温・高湿度になるため、開封後は特に冷蔵保存が必須です。逆に冬場は室温が低くなるため、常温保存でも品質保持がしやすくなりますが、結露による湿気には注意してください。
まとめ
スピルリナは正しく保存すれば長期間栄養を保てるスーパーフードです。未開封は常温で1か月、開封後は冷蔵で約6か月、さらに長期保存したい場合は冷凍が有効です。密閉容器と光・湿気対策を徹底し、鮮度を見極めて安全に活用しましょう。