レトルトおかゆは未開封のままであれば常温で約12か月保存可能です。開封後は冷蔵で3日以内に食べ切るのが安全です。ここでは賞味期限・保存方法・腐敗の見分け方を詳しく解説します。
レトルトおかゆの基本情報
レトルトおかゆは加熱殺菌されたパウチに入った加工米粥です。調理不要で温めるだけで食べられるため、忙しいときや非常食としても利用されています。1食分（約100g）あたり約68kcalと低カロリーで、炭水化物が主成分です。
賞味期限と消費期限の違いと目安
レトルト食品は「賞味期限」が表示されます。賞味期限は品質が保たれる目安であり、未開封であれば期限内は風味や食感が保証されます。開封後は「消費期限」ではなく、できるだけ早く（目安は3日以内）冷蔵保存し、早めに食べ切ることが推奨されます。
保存方法の詳細
- 常温保存（未開封）：直射日光を避け、湿度の低い涼しい場所で保存すれば約12か月持ちます。
- 冷蔵保存（開封後）：開封したらパウチのフタをしっかり閉じ、密閉容器に移し替えて3日以内に使用してください。
- 冷凍保存（開封後）：開封後すぐに冷凍すれば約1か月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再加熱してから食べましょう。
保存容器や包装のおすすめ
未開封のままはメーカーのパウチが最適です。開封後は密閉できるプラスチック容器やジップロックバッグに移し替えると、におい移りや乾燥を防げます。
季節別の注意点
夏場は常温保存時の温度上昇が早くなるため、できるだけ涼しい場所に保管し、開封後はすぐに冷蔵へ移すことが重要です。冬場は室温が低くなるため、常温保存でも比較的長持ちしますが、凍結しないように注意してください。
まとめ
レトルトおかゆは未開封で約12か月の常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵で3日以内、冷凍で1か月以内に使用するのが安全です。適切な容器に移し替え、直射日光や高温を避けることで、いつでも美味しく食べられます。
