ラッシーはインドや南アジアを中心に親しまれるヨーグルトベースの飲料です。冷蔵保存で数日、冷凍保存で1か月程度長持ちさせることが可能です。ここでは賞味期限・消費期限の違いと、最適な保存方法を管理栄養士がわかりやすく解説します。
ラッシーの基本情報
・主成分:ヨーグルト、牛乳または水、砂糖やフルーツ、スパイス(例:カルダモン)
・エネルギー:100gあたり約68kcal(検証済み情報)
・特徴:乳酸菌が豊富で、暑い季節の水分補給や食事のさっぱりした付け合わせとして人気です。
賞味期限と消費期限の違いと目安
市販の加熱殺菌(UHT)タイプは「賞味期限」が表示され、未開封であれば製造日から約6か月が目安です。一方、開封後や自家製ラッシーは「消費期限」の概念が適用され、冷蔵で約3〜5日以内に食べ切ることが推奨されます。
保存方法の詳細
- 常温:加熱殺菌されたパックは未開封で常温保存が可能ですが、開封後は1時間以内に冷蔵へ移すのが安全です。
- 冷蔵:開封後または自家製は必ず密閉容器に入れ、4℃前後の冷蔵庫で保存します。目安は3〜5日。
- 冷凍:余ったラッシーは冷凍保存が可能です。1リットルあたり約1か月保存でき、解凍は冷蔵で24時間かけて行うと風味が保たれます。
保存容器や包装のおすすめ
・密閉できるプラスチック容器またはガラス瓶を使用し、空気をできるだけ遮断します。
・ラップで表面を覆うと酸化を防げます。
・冷凍する場合は小分けにして、凍結膨張による破裂を防止します。
季節別の注意点
夏場は室温が上がりやすいため、開封後はすぐに冷蔵へ。冬場は冷蔵庫内の温度が低くなりすぎないよう、野菜室ではなく本体で保存すると乳酸菌の活性が保たれます。
まとめ
ラッシーは正しい保存で数日から1か月まで長持ちさせられます。未開封のUHT製品は賞味期限を確認し、開封後は密閉容器で冷蔵保存、余った分は冷凍保存が最適です。腐敗サインに注意し、鮮度を保ったまま美味しく楽しみましょう。