プロバイオティクスは、腸内環境を整える健康食品です。賞味期限は未開封で約12か月、開封後は冷蔵で約30日が目安です。正しい保存方法を守れば、効果を長く保つことができます。
プロバイオティクスの基本情報
プロバイオティクスは、乳酸菌やビフィズス菌などの有用微生物を含むサプリメントや粉末タイプの健康食品です。1回分(約5g)あたり約68kcalで、主にビタミンB群や食物繊維が少量含まれます。製品によってはカプセルやチュアブルタイプもありますが、ここでは一般的な粉末タイプを例に説明します。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限:未開封状態で品質が保証される期間。製造日から約12か月が一般的です。
- 消費期限:開封後や保存条件が変わった場合に安全に摂取できる期限。冷蔵保存で約30日以内が目安です。
保存方法の詳細
常温保存
直射日光や高温多湿を避け、15〜25℃の涼しい場所に置くと数日間は品質を保てますが、菌活性は低下しやすいので推奨しません。
冷蔵保存
最も推奨される保存方法です。5〜10℃の環境で密閉容器に入れ、開封後は30日以内に使い切ると効果が保たれます。
冷凍保存
製品によっては冷凍が可能ですが、凍結により菌が死滅するリスクがあります。どうしても長期保存したい場合は、-18℃以下で最大3か月保存し、使用前に自然解凍してください。
保存容器や包装のおすすめ
- 密閉できるジッパーバッグまたは真空パック
- 光を遮断できる不透明容器
- 開封後はすぐに小分けにし、使用分だけを取り出す
季節別の注意点
- 夏場:高温になると菌の活性が急速に低下します。必ず冷蔵庫の奥で保管し、開封後は早めに使用してください。
- 冬場:冷蔵庫内の温度が低すぎると凍結の恐れがあります。5〜10℃を保つよう設定しましょう。
まとめ
プロバイオティクスは未開封で約12か月、開封後は冷蔵で約30日が安全な保存目安です。直射光・高温・湿気を避け、密閉容器で冷蔵保存することが効果を保つポイントです。腐敗サインに注意し、疑わしい場合は使用を中止してください。