プラントベースは、植物由来のたんぱく質を主成分とした加工食品です。保存環境によって品質が大きく変わりますので、ここでは安全に長持ちさせるためのポイントをまとめました。
プラントベースの基本情報
・食品カテゴリ：加工食品（特殊食品）
・主な原料：大豆たんぱく、エンドウたんぱく、各種植物油など
・栄養価：100gあたり約68kcal、たんぱく質約12g、脂質約2g、炭水化物約4g（製品により差があります）
賞味期限と消費期限の違いと目安
賞味期限は「美味しさが保証される期限」、消費期限は「安全に食べられる最終期限」です。プラントベースは加工食品のため、未開封の状態であれば賞味期限が長めに設定されることが多いですが、開封後は速やかに使用してください。
目安（一般的な数値）
- 未開封・常温保存（パッケージが真空・遮光の場合）：12か月以内
- 未開封・冷蔵保存：7〜14日
- 未開封・冷凍保存：2〜3か月
- 開封後・冷蔵保存：3〜5日以内に使用
保存方法の詳細
常温保存
真空パックや遮光包装が施された製品は、直射日光と高温を避け、湿度の低い涼しい場所で保管します。開封後は必ず冷蔵へ移すことが重要です。
冷蔵保存
冷蔵庫の温度は0〜4℃に設定し、パッケージを開封したら密閉容器やジップロックに移し替えて保存します。できるだけ早く使用することで、風味と栄養を保てます。
冷凍保存
冷凍する場合は、1回分ずつ小分けにし、フリーザーバッグに空気を抜いて密封します。保存温度は-18℃以下が目安です。解凍は冷蔵庫内で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを利用してください。
保存容器・包装のおすすめ
・密閉できるプラスチック容器またはジップロック
・アルミ箔やラップで二重に包むと酸化を防げます
・冷凍時はフリーザーバッグにできるだけ空気を抜くことがポイントです
季節別の注意点
- 夏場（30℃以上）: 常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理
- 冬場（0℃付近）: 冷蔵庫の温度が低すぎると凍結することがあるため、温度設定に注意
まとめ
プラントベースは、正しい保存環境を保てば賞味期限を十分に伸ばすことができます。未開封は常温でも長期保存可能ですが、開封後は冷蔵・冷凍で管理し、腐敗サインに注意しましょう。安全で美味しいプラントベースライフをお楽しみください。
