マルトモは乾燥した珍味で、正しく保存すれば長期間美味しさを保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を具体的に紹介します。
マルトモの基本情報
マルトモは「珍味・乾物」に分類される加工食品です。乾燥工程により水分が極力除去され、保存性が高くなっています。100gあたりのエネルギーは約68kcalで、たんぱく質や食物繊維が少量含まれます。風味豊かな旨味が特徴で、酒のつまみや和食のアクセントとして利用されます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
マルトモは乾燥食品のため、主に「賞味期限」が設定されます。賞味期限は品質が保たれる期間を示し、開封後は保存状態により変動します。消費期限は設定されていませんが、開封後は早めに使用することが推奨されます。
- 未開封・常温保存:賞味期限は製造日から約12〜24か月
- 未開封・冷蔵保存:品質保持期間は約6〜12か月
- 開封後・常温保存:できるだけ早く(目安として1か月以内)に使い切る
- 開封後・冷蔵保存:3〜6か月以内に使用するのが安全
- 冷凍保存:品質を保てる期間は約12か月
保存方法の詳細
常温保存
直射日光と高温多湿を避け、湿度30〜40%、温度15〜20℃の環境が理想です。開封後は密閉容器に移し替え、できるだけ空気を抜いて保存してください。
冷蔵保存
冷蔵庫の野菜室またはチルド室(0〜5℃)で保存します。密閉できるジップロックや真空パックを使用すると、乾燥や吸湿を防げます。開封後は3〜6か月以内に使い切りましょう。
冷凍保存
冷凍庫(-18℃以下)で保存すれば、約12か月間風味を保てます。保存前に小分けにし、フリーザーバッグに空気を抜いて封じます。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、常温で短時間置くだけにとどめ、再冷凍は避けてください。
保存容器・包装のおすすめ
- ジップロック式密閉袋(空気抜き機能付き)
- 真空保存機と専用パック
- アルミ箔やビニールシートで二重包装
- 保存容器は光を通さない不透明タイプがベスト
季節別の注意点
夏場は湿度が上がりやすく、カビや湿気による劣化が早まります。特に常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍に移すことをおすすめします。冬場は低温で安定しますが、結露が起きやすいので容器の蓋はしっかり閉めましょう。
まとめ
マルトモは乾燥した珍味・乾物で、未開封なら常温で12〜24か月、冷蔵で6〜12か月、冷凍で約12か月保存可能です。開封後は密閉容器に入れ、常温は1か月以内、冷蔵は3〜6か月以内に使い切ると安全です。湿気・直射光・高温を避け、適切な包装と温度管理で、いつでも風味豊かなマルトモを楽しみましょう。