結論から言うと、コルタードは未開封の状態で常温保存でも約6か月、冷凍保存なら約2年持ちます。開封後はできるだけ早く使い切るのがベストです。

コルタードの基本情報

コルタードは焙煎されたコーヒー豆(または粉)を指す加工品で、100gあたり約68kcalのエネルギーを含みます。香りと酸味のバランスが特徴で、抽出方法により風味が変化します。

賞味期限と消費期限の違いと目安

コーヒーは「賞味期限」が表示されます。賞味期限は品質が保たれる目安で、風味の劣化が主な基準です。一般的に未開封のローストコーヒー豆は常温で約180日(6か月)以内、冷凍で約730日(2年)以内が目安です。開封後は空気・湿度の影響で風味が落ちやすく、常温で約30日、冷蔵で約60日が目安となります。

保存方法の詳細

常温保存

直射日光や高温・高湿を避け、密閉容器に入れて暗所で保管します。開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。

冷蔵保存

密閉できる真空パックやジップロックに入れ、温度変化の少ないその他室で保管します。冷蔵は風味の保持に有効ですが、結露で湿気が入りやすいため、紙や布で包んだ後に容器に入れると効果的です。

冷凍保存

長期保存が必要な場合は、真空包装か二重ジップロックに入れ、できるだけ空気を抜いてから冷凍庫(-18℃以下)へ。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再凍結は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 遮光性の高いステンレス製またはガラス製の密閉容器
  • 真空シーラーがあれば最適
  • ジップロックは二重にして使用
  • 紙袋や布で包んでから容器に入れると湿度コントロールがしやすい

季節別の注意点

夏場は高温・高湿になるため、常温保存は避け、冷蔵または冷凍での保管を推奨します。冬場は室温が低めになるため、常温保存でも問題は少ないですが、結露が起きやすいので容器の内部は乾燥させておくと良いでしょう。

まとめ

コルタードは未開封のままなら常温で約6か月、冷凍で約2年保存可能です。開封後は空気・湿度に注意し、密閉容器で冷蔵か冷凍保存を行うと風味を長く保てます。腐敗サインを見逃さず、鮮度の良いコーヒーを楽しんでください。