調味料

生きた(状態)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
4〜8時間
冷凍保存
約1週間(品質保持)
未開封 製造日から数時間以内
開封後 開封後1〜2日以内に使用

結論から言うと、生きた(状態)の食品は、常温では数時間、冷蔵でも1〜2日、冷凍すれば約1週間程度まで鮮度を保てます。そのため、購入後はできるだけ早く調理・消費することが重要です。

生きたの基本情報

「生きた」は状態を示す語であり、食品としては「生きた状態で販売される」もの(例:ライブロブスターや生きた貝類)を指します。ここでは一般的な「生きた」状態の食品に共通するポイントを解説します。

特徴

  • 鮮度が命:時間が経つほど代謝が進み、風味・食感が劣化します。
  • 水分が多く、外部環境の温度変化に敏感です。
  • 取り扱い時のストレスが死亡や品質低下の直接的要因になります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

食品表示にある「賞味期限」は品質が保たれる目安であり、「消費期限」は安全に食べられる最終日です。生きた状態の食品は、消費期限が設定されることが多く、賞味期限は実質的に同等とみなされます

  • 常温保存:数時間(約4〜8時間)で品質が低下し、食中毒リスクが上がります。
  • 冷蔵保存:1〜2日以内に使用するのが安全です。
  • 冷凍保存:品質保持期間は約1週間。解凍後は速やかに調理してください。

保存方法の詳細

常温(室温)

室温(20〜25℃)では代謝が活発になるため、数時間以内に調理または冷蔵へ移すことが必須です。直射日光や高温多湿は避け、風通しの良い場所に置きましょう。

冷蔵(0〜5℃)

冷蔵庫の野菜室ではなく、肉・魚用のチルド室に入れると温度が安定しやすく、1〜2日間鮮度を保てます。密閉できる容器やジッパー付きビニール袋に入れ、余分な水分を除去してから保存してください。

冷凍(-18℃以下)

急速冷凍が望ましく、できるだけ早く凍らせることで細胞壁の破壊を抑えます。保存期間は約1週間が目安で、長期保存は風味が著しく落ちます。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再凍結は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器(通気口付きがベスト)
  • ジッパー付きフリーザーバッグ(空気を抜いて密封)
  • 氷水を入れた保冷バッグ(搬送中の温度管理に有効)
  • 紙タオルで軽く包み、余分な水分を吸収させる

季節別の注意点

夏場は温度上昇が速く、常温保存は数時間以内に限定されます。逆に冬場は低温になるため、冷蔵でも温度が0℃近くなると凍結のリスクがあるので、温度管理に注意が必要です。

まとめ

「生きた」状態の食品は、鮮度が最も重要です。常温では数時間、冷蔵で1〜2日、冷凍で約1週間が目安となります。適切な容器で温度管理を徹底し、早めに調理・消費することで安全かつ美味しく楽しめます。詳しい保存のコツは下記をご参照ください。

[[活サザエ(居酒屋)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ(飲料)]]

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵または冷凍へ移す
直射日光や高温を避ける
密閉容器で保存し、余分な水分を拭き取る
氷水や保冷剤で温度を一定に保つ
解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再凍結はしない

腐敗の見分け方

色が変わっている
異臭がする
粘りやぬめりが出る
表面にカビが生える
動きが止まっている(死亡)

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。ただし、急速冷凍が推奨され、保存期間は約1週間が目安です。解凍後は速やかに調理してください。
A
色が鮮やかで光沢があり、動きが活発か、または呼吸の痕跡(エラの動き)が確認できれば鮮度が高いと判断できます。逆に色が暗く、動きが止まっている場合は鮮度が低下しています。
A
調理後は速やかに冷却し、冷蔵で保存すれば1〜2日以内に食べ切るのが安全です。再加熱する場合は中心温度が75℃以上になるように加熱してください。
A
低温で速やかに冷凍し、解凍は冷蔵で行うことでビタミンやタンパク質の分解を最小限に抑えられます。特にビタミンCは熱に弱いため、調理は蒸し焼きや短時間の加熱が効果的です。
A
夏季は温度上昇が速く、常温保存は4時間以内に限定してください。冬季は冷蔵庫内が0℃付近になると凍結リスクがあるため、温度設定を5℃前後に保ち、氷点下にならないように注意が必要です。
A
賞味期限は品質の目安であり、過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、腐敗サイン(変色・異臭・ぬめり・カビ)がある場合は食べないでください。特に生きた状態は食中毒リスクが高いため、期限内の消費を強く推奨します。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください