結論:カムカムは冷蔵で約1週間、冷凍で約6か月保存可能です。鮮度を保つためは、購入後すぐに冷蔵し、長期保存は密閉容器で冷凍するのがポイントです。

カムカムの基本情報

カムカムは南米アマゾン原産の小さなベリーで、ビタミンCが非常に豊富なスーパーフードとして注目されています。100gあたり約68kcalで、抗酸化物質やポリフェノールも多く含まれます。果肉は酸味が強く、生食はもちろん、スムージーやヨーグルトに加えると栄養価を手軽に摂取できます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。カムカムの場合、未開封の状態で冷蔵保存した場合は約7日、冷凍保存で約6か月が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日。開封後はなるべく早く(3日以内)に食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存

温度が20℃前後の涼しい場所で、通気性の良い紙袋や網袋に入れて保存します。ただし、2〜3日で傷みやすくなるため、早めに冷蔵へ移すのが安全です。

冷蔵保存

冷蔵庫の野菜室(約0〜4℃)に入れ、以下の点に注意します。

  • 乾いたキッチンペーパーで軽く拭き、余分な水分を除去。
  • 通気性のあるプラスチック容器または穴あきビニール袋に入れる。
  • 他の果物と一緒に置くとエチレンガスで熟成が早まるため、別に保管。

この状態で約7日(個体差がありますが、5〜10日が目安)持ちます。

冷凍保存

長期保存したい場合は、洗って水気を拭き取り、1回分ずつ小分けにしてフリーザーバッグに入れます。できるだけ空気を抜き、-18℃以下で保存すれば約6か月間品質を保てます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性容器:紙袋、網袋、穴あきプラスチック容器はエチレンガスの排出を助けます。
  • 密閉容器:冷凍保存時はジップロックや真空パックが最適。
  • 吸湿シート:冷蔵時にキッチンペーパーを敷くと余分な湿気を吸収し、カビの発生リスクを低減。

季節別の注意点

カムカムは主に輸入品として通年販売されますが、輸送時期により鮮度が変わります。特に夏季は輸送中の温度上昇で傷みやすくなるため、到着後はすぐに冷蔵・冷凍に移すことが重要です。冬季は低温での輸送が比較的安定しているため、常温保存でも2日程度は持ちやすいです。

まとめ

カムカムはビタミンCが豊富なスーパーフードですが、鮮度が落ちやすい果実です。常温では2〜3日、冷蔵で約1週間、冷凍で約6か月を目安に保存し、湿気とエチレンガスを避ける工夫が長持ちのコツです。正しい保存で、毎日の食事に手軽に栄養をプラスしましょう。