稲荷揚げは豆腐と納豆をベースにした揚げ物で、正しい保存をすれば数日から数週間長持ちさせられます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔽・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。
稲荷揚げの基本情報
稲荷揚げは、豆腐をすりつぶし、納豆と合わせて味付けしたものを薄く伸ばし、油で揚げた加工品です。外はカリッと、中はしっとりした食感が特徴です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、タンパク質や食物繊維が含まれます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
・賞味期限は品質が保たれる目安で、開封前の未使用状態で約7日(冷蔵)です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、開封後は3日以内の摂取が推奨されます。未開封の状態であっても、常温保存は避け、必ず冷蔵で管理してください。
保存方法の詳細
常温保存
揚げたての状態は油分が多く酸化しやすいため、常温での保存は2時間以内に食べ切ることが安全です。長時間放置すると風味が落ち、腐敗リスクが高まります。
冷蔵保存
密閉容器またはジップロックに入れ、できるだけ空気を抜いて保存します。冷蔵庫の温度は0〜5℃が理想で、開封後は5〜7日以内に食べ切るようにしましょう。
冷凍保存
冷凍する場合は、1枚ずつラップで包み、さらにジップロックに入れます。-18℃以下で保存し、1か月以内に使用すれば品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再加熱してから食べると安心です。
保存容器や包装のおすすめ
・密閉できるプラスチック容器またはガラス容器
・ジップロック(二重にすると更に安全)
・冷凍時はラップで個別に包むと、解凍時に他の品とくっつきにくくなります。
季節別の注意点
夏場は特に温度管理が重要です。冷蔵庫の温度が上がりやすいため、保存容器の裏側に氷嚢を置くと効果的です。冬場は冷蔵庫内が低温になりすぎないよう、設定温度を5℃前後に保ちましょう。
まとめ
稲荷揚げは豆腐・納豆を使用した低カロリーの揚げ物ですが、油分と水分が混在するため保存には注意が必要です。未開封は冷蔵で約7日、開封後は3日以内に食べ切り、冷凍すれば約1か月保存可能です。正しい容器と温度管理で、美味しさと安全性を長く保ちましょう。