離乳食後期は、赤ちゃんの成長に合わせた栄養バランスが考慮されたベビーフードです。未開封の状態であれば常温で約12か月、開封後は冷蔵で3日以内に使用するのが安全です。ここでは、賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法、腐敗の見分け方までを詳しくご紹介します。
離乳食後期の基本情報
離乳食後期は、離乳の7〜9か月頃を対象としたベビーフードで、主に野菜、肉、魚、豆類をすりつぶし、甘味料や添加物を使用せずに作られています。100gあたり約68kcalで、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスが良く、ビタミンA・C・カルシウムも含まれます。
賞味期限と消費期限の違いと目安
- 賞味期限(未開封):製造日から約12か月。風味や栄養価が保証される期間です。
- 消費期限(開封後):開封後は冷蔵で3日以内に使用することが推奨されます。細菌増殖が進むため、早めに使い切りましょう。
保存方法の詳細
常温保存(未開封)
直射日光や高温多湿を避け、15〜25℃の涼しい場所で保管すれば、賞味期限まで品質を保てます。
冷蔵保存(開封後)
開封後は必ず密閉容器に移し替え、4℃前後の冷蔵庫で保存します。保存期間は最大3日です。
冷凍保存(長期保存)
開封後すぐに冷凍することも可能です。0〜-18℃の冷凍庫で保存し、1か月以内に使用すれば栄養価の低下を最小限に抑えられます。
保存容器・包装のおすすめ
- 開封後はフタ付きのプラスチック容器やガラス瓶を使用し、空気を遮断。
- 冷凍保存時はジップロック式のフリーザーバッグに小分けして入れ、なるべく空気を抜く。
- 元のパッケージは光を通しにくいアルミ箔や紙パックが多く、未開封のまま常温保存に適しています。
季節別の注意点
夏場は特に温度上昇に注意が必要です。未開封でも30℃を超える環境で保管すると、賞味期限が短くなる可能性があります。冬場は凍結しないよう、冷蔵庫の温度設定を5℃前後に保ちましょう。
まとめ
離乳食後期は未開封で常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵で3日以内、冷凍で1か月以内に使用するのが安全です。密閉容器で空気を遮断し、温度管理を徹底すれば、赤ちゃんに安心して与えられる鮮度を保てます。