納豆は冷蔵保存が基本です。正しい保存方法を守れば、賞味期限内に美味しく食べられます。ここでは納豆の基本情報から賞味期限・消費期限の違い、保存のポイントまで詳しくご紹介します。

納豆の基本情報

納豆は大豆を発酵させた日本の伝統食品で、たんぱく質やビタミンK2、食物繊維が豊富です。1食分(約100g)で約146kcalとエネルギーも適度です。分類上は「その他・卵・豆腐」に含まれる加工品として扱われます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

納豆のパッケージには「賞味期限」が記載されています。これは品質が保たれる目安で、開封前は冷蔵で約3〜5日、さや付きの場合は1〜2日程度です。開封後はできるだけ早く食べ切ることが推奨され、開封後3〜5日以内に消費してください。

保存方法の詳細

  • 常温保存:さや付きの納豆は1〜2日間のみ保存可能です。温度が高いと発酵が進み、風味が変化します。
  • 冷蔵保存:最も安全でおすすめの方法です。さや付きは3〜5日、乾燥豆(加工納豆)は1週間程度保存できます。密閉容器に入れ、冷蔵庫のその他室よりも温度が安定したチルド室が理想的です。
  • 冷凍保存:茹でてから冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うか、電子レンジの解凍モードを使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

開封後は空気に触れやすくなるため、密閉できるプラスチック容器やジップロック袋に移し替えると酸化を防げます。また、元のパックのまま保存する場合は、軽くラップで覆ってから冷蔵庫に入れると乾燥を防止できます。

季節別の注意点

  • 夏場:高温になると発酵が急速に進むため、冷蔵庫の温度を5℃以下に保ち、なるべく早く食べ切りましょう。
  • 冬場:冷蔵庫内が低温になりすぎると凍結の恐れがあります。設定温度は0〜5℃が目安です。

まとめ

納豆は冷蔵保存が基本で、賞味期限は3〜5日、冷凍保存で1〜2ヶ月持ちます。密閉容器で保存し、季節に応じた温度管理を行うことで、納豆本来の風味と栄養を長く楽しめます。