特殊食品

後期離乳食(離乳食・幼児食)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜4時間以内に冷蔵へ移す
冷凍保存
約2か月以内
未開封 製造日から30日以内
開封後 開封後は7日以内

後期離乳食は、赤ちゃんが自立して食事を楽しめるように設計された離乳食・幼児食です。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍での安全な保存方法をまとめました。正しい保存で栄養と風味を長く保ち、安心して毎日の食事に活用しましょう。

後期離乳食の基本情報

後期離乳食は、離乳ステージ6〜8か月頃(約7〜9か月)に適した、食感がやや固めで栄養バランスが整った加工食品です。保存性を高めるために、真空包装や低温殺菌が一般的に行われています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

賞味期限は、製造日から品質が保たれる目安です。未開封の後期離乳食は、製造日から30日以内が一般的です。
消費期限は、開封後や保存状態が変わった場合に安全に食べられる期限です。開封後は7日以内に使用し、異常がないか必ず確認してください。

保存方法の詳細

  • 常温保存:未開封で未使用の場合、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で2〜4時間以内に冷蔵へ移すのが安全です。
  • 冷蔵保存:開封前でも、開封後でも、密閉容器に入れたうえで0〜5℃の冷蔵庫に入れます。目安は7日以内です。
  • 冷凍保存:長期保存したいときは、個包装のまままたはジップロックに入れ、-18℃以下の冷凍庫へ。保存期間は約2か月が安全です。

保存容器や包装のおすすめ

・真空パックやジップロックは空気を遮断し、酸化や乾燥を防ぎます。
・ガラス製またはプラスチック製の密閉容器は、電子レンジでも使用できるものを選びましょう。
・冷凍保存時は、1回分ずつ小分けにすると解凍時に余分な加熱がなく、栄養ロスを抑えられます。

季節別の注意点

夏場は室温が上がりやすく、常温での放置時間が短くなります。特に30℃以上になる日は、開封後は必ずすぐに冷蔵・冷凍へ移すようにしてください。冬場は冷蔵庫の温度が低すぎないよう、5℃前後に保つことがポイントです。

まとめ

後期離乳食は、正しい保存で栄養と安全性を長く保つことができます。未開封は30日以内、開封後は7日以内に使用し、常温は2〜4時間以内に冷蔵へ移すのが目安です。冷凍保存で約2か月持たせられるので、余った分は上手に活用しましょう。安全に配慮した保存方法で、赤ちゃんの食事を楽しく、そして安心に。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
冷凍する場合は1回分ずつ小分けにする
解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている
粒が固くなり食感が変わっている

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。未開封・開封後ともに、-18℃以下の冷凍庫で約2か月保存できます。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けてください。
A
開封後は冷蔵保存で7日以内に使用するのが安全です。7日を過ぎると、菌の増殖リスクが高まりますので、早めに使い切るか、冷凍保存に切り替えることをおすすめします。
A
見た目で変色やカビがないか、匂いで酸っぱい・腐ったような異臭がしないか、触感でぬめりやべたつきがないかを確認してください。これらのサインがある場合は食べさせないでください。
A
手作りの場合は、調理後すぐに小分けにし、真空パックまたは密閉容器に入れます。冷蔵で3日以内、冷凍で1か月以内に使用してください。再加熱は中心部が75℃以上になるように加熱し、再冷凍はしないでください。
A
夏は室温が上がりやすく、常温での放置は2時間以内に抑える必要があります。開封後はすぐに冷蔵または冷凍し、冷蔵庫の温度は0〜5℃に保ちましょう。高温での保存は菌の増殖を早めるため、特に注意が必要です。
A
栄養素を保つためには、光と酸素を遮断できる暗色の密閉容器を使用し、できるだけ低温で保存します。冷凍保存時は急速凍結し、解凍は冷蔵庫内で行うことで、ビタミンやミネラルの損失を最小限に抑えられます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください