魚介類

ウマヅラハギ(珍しい魚)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30分〜2時間(常温)
冷凍保存
2〜3ヶ月
未開封 製造日から約180日(冷凍加工品)
開封後 開封後1日以内(生魚)

ウマヅラハギは鮮度が命の珍しい魚です。冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3ヶ月保存できるよう、正しい保存方法と賞味期限・消費期限の目安を把握しておくことが大切です。

ウマヅラハギの基本情報

ウマヅラハギはスズキ目ハギ科に属する海水魚で、細長い体と銀白色の光沢が特徴です。日本各地の沿岸で水揚げされることがありますが、産地は一定していません。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が最良の期間を示し、開封前の真空包装や冷凍加工品に適用されます。ウマヅラハギの加工品(例:冷凍切り身)は包装日から約180日が目安です。
消費期限は安全に食べられる最終期限で、生魚や加熱調理後のものに適用されます。鮮魚は購入後できるだけ早く、冷蔵保存で1〜2日以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温:生のウマヅラハギは常温保存に向きません。30℃を超える環境下では30分以内に細菌が増殖しやすくなるため、必ず冷蔵・冷凍してください。

冷蔵(0〜5℃):鮮度を保つために、購入後すぐに氷水に浸すか、氷を敷いたトレイに乗せて保存します。密閉容器またはラップで覆い、1〜2日以内に調理するのが安全です。

冷凍(-18℃以下):鮮度が落ちにくいよう、すぐに水分を拭き取り、ジップロックや真空パックに入れます。速凍できる場合は30分以内に凍結し、2〜3ヶ月を目安に使用してください。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再凍結は避けます。

保存容器や包装のおすすめ

・真空パック:酸素を遮断し、冷凍焼けを防止。
・ジップロックバッグ:空気を抜いて密閉しやすく、手軽に使用可能。
・氷水トレイ:冷蔵保存時に温度を均一に保ち、鮮度低下を遅らせます。

季節別の注意点

ウマヅラハギは季節によって水温が変わり、脂の乗り具合が異なります。冬季は身が締まりやすく、保存期間がやや長くなる傾向がありますが、夏季は血液が多くなるため、なるべく早めに調理してください。

まとめ

ウマヅラハギは鮮度が重要な珍しい魚です。冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3ヶ月を目安に保存し、密閉容器や氷水を活用することで、風味と栄養をしっかり保てます。賞味期限と消費期限の違いを理解し、適切に管理すれば安全に美味しく楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに氷水に浸す
密閉容器または真空パックで保存する
冷蔵庫のチルド室ではなく、0〜5℃のメイン庫で保管する
冷凍時はできるだけ早く速凍し、空気を抜く

腐敗の見分け方

表面がくすんだ色に変わる
異臭(アンモニア様や腐敗臭)がする
ぬめりや粘りが出てくる
目に見えるカビが生えている

よくある質問

A
速凍すれば風味の低下は最小限に抑えられます。-18℃以下で2〜3ヶ月保存し、解凍は冷蔵で自然解凍すると良いです。
A
目が透明で血管が鮮やか、身が弾力があり光沢があるものが鮮度が高いです。くすんだ色や粘りがある場合は鮮度が落ちています。
A
刺身用に購入した場合は、冷蔵で1日以内に食べ切ることが安全です。冷凍で保存した刺身は解凍後24時間以内に使用してください。
A
ビタミンDやEPA・DHAは光と酸素に弱いため、真空パックやジップロックで空気を遮断し、冷凍保存すると栄養素の減少を抑えられます。
A
冬季は脂が乗りやすく、冷凍保存でも品質が保ちやすいです。夏季は血液が多くなるため、購入後できるだけ早く冷蔵・冷凍し、保存期間は1日以内に調理するのが望ましいです。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください